ベリアンと保健室に行く
保健室に入ると誰も居なかった
保健室の先生のデスクには出張で一週間帰って来れない事とある程度の薬品の用途と場所が書かれていた
私は近くの椅子に座らせてガーゼと消毒液を探す
私がそう言うとベリアンが目を見開く
急に全校集会をジャックする主様…相当頭おかしいと思われたかな
そう思って俯いていたらベリアンが静かに言う
ベリアンはにこりと笑ってそう言う
私はガーゼ等を探し出してベリアンの所へ行く
近くに椅子を持って来てベリアンの前に座る
耳の下から鎖骨付近までの大きな傷がとても痛々しい
私はそう言ってガーゼに消毒液を染み込ませる
私はベリアンの首に消毒液を染み込ませたガーゼを当てる
プルプル痛みに耐える姿が少し可愛く見える
消毒を終えて傷口にガーゼを当ててテープでガーゼを固定する
綺麗に貼り終える
顔の近くなだけあってよく目立つ
ついステージでの事がフラッシュバックして気分が下がる
これまた唐突だ
けどベリアンなりの気遣いだろう
私はベリアンを提案に乗る事にした















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!