あなた 「 このまま私のせいで何かあって、川﨑くんに嫌われ
ちゃうかもしれないって思うと、辛くて...。」
川﨑 「 あなたちゃん...。ごめんね。そんなこと思わせちゃっ
て。」
あなた 「 ううん...。ごめんね。無視しちゃって
私と話さなくなっても、川﨑くんは悲しまないんだ
って思った...。」
川﨑 「 ...んなわけないじゃん......。」
あなた 「 ん?? 」
川﨑 「 そんなわけないじゃん!! 」
あなた 「 え...?? 」
川﨑 「 俺、本当にどうしようって... 」
あなた 「 川﨑くん...ごめんね..。」
川﨑 「 ううん。俺も気を使わせちゃってごめんね..。」
あなた 「 私は全然大丈夫だよ。笑 」
川﨑 「 ありがとう。笑
あ、少年忍者のライブ見に来るんだってね!! 」
あなた 「 え...なんで知ってるの!? 」
川﨑 「 織山が相談してきたんだよ!!
俺一応少年忍者のリーダーだから笑 」
あなた 「 なるほど!! 」
川﨑 「 そういえば、織山と仲良かったんだね?? 」
あなた 「 あ、そうそう!!
今日たまたま相談乗ってもらって笑 」
川﨑 「 相談...? 」
あなた 「 相談っていうか、うん...笑
泣いてたらたまたま織山くんが来て笑 」
川﨑 「 泣いてたの....?? 」
あ、言ってしまった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。