次の日から私は川﨑くんと話してない。
2週間くらい経ったのかな...。
話しかけないし、見ない。ひたすら無視した。
川﨑 「 おはよう。 」
いつも通りおはようって言われた。
本当は返したい。話したい。
でも....
無視をした。
( ドンッ )
あなた 「 え?? 」
一瞬何が起きたかわからなかった。
( え..これが..壁ドン?? )
川﨑 「 やっと反応してくれた。 」
あなた 「 ...。」
川﨑 「 無理には聞かないけど、今日の放課後。屋上来て 」
あなた 「 え...でも放課後は... 」
川﨑 「 少し遅れるって言った。 」
あなた 「 っ!? ダメだよそんなの。 」
川﨑 「 俺がそうしたいから 」
川﨑 「 じゃあ後でね 」
あなた 「 う...うん。」
1人になった瞬間、 涙がこぼれた。
?? 「 大丈夫ですか?? 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。