今日ははじめてジェル先生の家にお邪魔する予定だ
ジェル先生のマンションは
学校から電車で15分ぐらいのとこにあるらしい
ガタンゴトン
今は電車に乗車中…
Q,なんかジェルさんって語尾に☆ついてること多くない?
A,そうとは思いません。
完全に作者の偏見ですね
ナンダコレ
どんどん顔が赤くなっていくのが分かる
橙ヶ丘駅か…覚えとこ
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ジェル先生とオシャレな街並みを歩く
通り過ぎる女性達がジェル先生のこと、見てる…
私、ちゃんと釣り合ってるかな…
私は少し距離を離し、
と、少し兄感を出してみることにした
するとジェル先生は
空気をよめぇ!!
先生と生徒ってバレたらもっとまずいじゃんw!
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ショーウィンドウに飾ってあるテディベアを見て
私は思わずそう呟いた
すると、
私は思わず頷いた
店に入ると優しそうなおばあさんが迎えてくれた
店内は見渡す限りテディベア。
ジェル先生ぐらいに大きいものから手に乗るぐらいのものまで様々だ
ジェル先生が手に取ったのはオレンジのリボンをつけたクリーム色のテディベアだった。
耳と瞳がとても大きくてとても愛らしい
お、お姉さん!??
おばあさんは満更でもない様子
でもそれより
おばあさんは綺麗にラッピングしてくださった
店を出ようとした時あるものが私の目にとまった
ジェル先生は不思議そうな顔をしたが、
と、頷いた
おばあさんは優しく微笑む
私は満面の笑みでそう告げる
私が買ったのはテディベア制作キット。
いつかジェル先生にプレゼントするんだ
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⚠テディベア制作キットは実在しない可能性があるのでご注意ください
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。