ソレを考えただけで苦しくなるから
思い出したくなかった。
けど、もう自分に嘘はつけない
回想┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あれは俺がサーカスで働いてた時だっけ
多芸(自分で言うけど)な俺は興味本位でいった
サーカスの面接で通ってしまい、
働いていた訳だが…
下町に来た時だ
下町には子供が沢山おり、
サーカスはとても繁盛していた
俺はスタッフとして子供達に風船などを配っていた
そう言って風船を渡すと
子供たちは遠くにかけてった
今日も俺いい仕事してんなぁ!!w
そんなことを思いながら
俺はサーカス小屋の周りを1周する
すると正面入口と真逆の場所に
子供たちが座り込んでいた
俺は思わず声をかけた
その子はカタコトで答える
あんた。
こいつと話すのに意味は無い…?
なんでこんなにカタコトなんだろ…
そう言って俺は風船を渡した
その時
誰かに腕をぐいっと引っ張られた
その子はそう言い残してまた下を向いた
どうやら手を引っ張ったのは先輩のようだ
…え?
そんなの理不尽じゃないのか…
そう言いたかったけど俺は小さな声ではい…と頷くしかなかった…
あの子達は次の日もその次の日もは同じ場所にいた
俺は気づかないフリして通り過ぎる
女の子はいつも全てをみすかすような目でこっちを見ている。
俺、どうすればいいんやろ…
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⚠本文と関係ないです
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ここから、このお話を最後まで読んでくれたあなたへメンバーからメッセージがあるそうです!
間
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。