第54話

先生

1,709

2019/07/19 11:18

…でも、もしあいつらに絡んでるとこ見られたら
このサーカスの評判下がるんやっけ…

それは悪いなぁ…

俺は悩んだ末サーカスを辞めることにした。
高収入なのだが、まぁ迷惑はかけたくないしな！
あと、ネットでも活動してるから…まぁ

俺はあいつらのとこに急ぐ

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

すると、2人はいつものようにそこにいた

ジェル

よぉ！！

子供

じぇる！

あかね

あ、こ、んにち、は

ジェル

今日はさぁ！お前r…

あかね

な、で？

ジェル

え？

あかね

な、んでや、めた、？
さー、か、す

バレとるし…‪w

ジェル

お前らのためだよ‪w
サーカスに迷惑かけたくないしな！

その瞬間

あかねの瞳から涙がこぼれ落ちた

あかね

うっ、ふぇっ、ｯ、ぇ…

ジェル

どうしたんどうしたん？‪w

子供

じぇる…すき！

そう言って男の子は俺に抱きつく

すると

あかね

わ、た、し、も！

あかねも抱きついてきた

え。何？なに？

ジェル

ちょちょちょっ、なんや？笑

そう言って2人を振りほどきながらも
ニヤつく口元を必死に隠す

なんか、警戒とけたみたいやな…


それから俺はあかね達に毎日勉強を教えた

あかねは本を好み、沢山本を読んだ。
男の子は好み、歌を沢山歌った。

ある日┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

俺がいつもの時間にそこに着くと2人が
珍しく立ってた

いつもは座ってんのに…

ジェル

ど、どうしたん？

俺がそう聞くと、

あかね

今までありがとう！

子供

ジェル兄！！

ジェル

お、おぅ！
でもえらい改まって…どしたん？

子供

実は俺たち

あかね

引越しするんです！

…え？

あかね

だから感謝の印として歌をプレゼントします！

子供

それでは聞いてください

そういうなりあいつらは歌い出した

それは綺麗なバラード曲で、自分の気持ちと世間の目、そして救世主として俺…を歌った歌だった

俺はただただ聞き惚れていた

...♪*ﾟ

子供

ありがとうございましたっ！

2人が演奏を終えた頃には
そこは小さな人だかりになっていて、
お金が男の子の帽子に投げ込まれていた

あかね

ジェル兄！ありがとう！！

子供

実はこの歌お姉ちゃん(あかね)がつくったんだよ！

ジェル

え？

あかね

ジェル兄…ジェル先生のおかげです！
夢が見つかりました！

俺のおかげ…

そう言って2人はこの街を去っていった

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

それからはただただ必死に勉強して…

気づいたら今だよな‪w

俺はあいつらに出会って
才能を開花させられるような奴になりたいと思った

あなたには誰にもまけない優しさと強さがある。


あと魅力も…


絶対いい道に連れてってやる！

ジェル

待ってろよ！

本編と関係ないです━━━━━━━━━

作者

なんかプリ小説アップデートされましたね…

作者

戸惑い中です‪w

それだけです‪w

作者

ではおつぷりっ！

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第55話潜入

しゃむ/486

ノンジャンル
雑談します( °꒳° )

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。