〈お菓子屋〉
あなたー「これとこれとこれとこれと
これ下さい。」
定員ー「は、はい。毎度~」
あなたー「買いすぎたかな?」
(まぁ、いいか)
あなたー「はぁ~、治どこ行ったんだろ」
モブAー「へい!そこの姉ちゃん人探し?
だったら俺らも手伝うよ☆」
あなたー(知らない人達だけど3人もいるし
1人で探すより捗りそうだな。
優しい人達だな~)
「ありがとうございます。では、全身包帯が
巻いてあって、ボブの男性を探して欲しい
のですけど、、、、、、」
モブBー「お姉ちゃん、勘違いしてもらって
は、困るよ。先に代価を払ってもら
はないと」
あなたー「あっ、そうですよね。御免なさ
い。代価とは、いくら位です
か?」
モブCー「姉ちゃん、ちょっとこっち来てよ」
〈グイッ〉 〔腕を引っ張られる〕
あなたー「わわっ」
〈路地裏〉
あなたー「ここで代価を払うんですね」
(場所が決まってるなんてキッチリ
してるな~)
モブBー「じっとしててね。お姉ちゃん🤍」
〈スルッ〉〔足を触る〕
あなたー「あの、これは一体、、、、」
モブAー「鈍感な姉ちゃんだぜ」
???ー「こんな所で何をしているんだい?」
あなたー「あっ!治!どこ行ってたの?
探してたんだよ」
太宰ー「その話は後で。それより、君たちは、
何をしていたんだい?」
あなたー「え~と、独歩さんに治を探して
って頼まれて、探している途中
にこの親切な人達が一緒に探し
てくれるってで、今代価を払お
うとて、治?怖いよ?閉まって
よ。殺気」
太宰ー「はぁ~、あなた、彼達が言ってい
る代価何のことか分かってる?」
あなたー「お金のことでしょ?」〔即答〕
モブCー「おい、兄ちゃんなんか知らんけど、
俺らは姉ちゃんに用がやるんやけど」
あなたー「あっ!さっき言ってた人は見つ
かったので、、、ありがとう
ございます」
モブAー「おいおい、姉ちゃん勝手に終わらせ
たら困るよ」
太宰ー「行こう、あなた」
あなたー「えっ!あっ、うん」
〈タッタッタッ〉〔走り出す〕
モブAー「マテヤ,ゴルァ」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。