第7話

1,294
2019/01/21 08:34
次の日の昼。

有栖 晴香
有栖 晴香
で?どうだったの?!
あなた
あなた
え?な…何が?
有栖 晴香
有栖 晴香
家に来たんでしょ?!春くんと将暉くん
あなた
あなた
なんで…知ってんの。
有栖 晴香
有栖 晴香
春くんから聞いたから。
あなた
あなた
そう…。別に何事も無く?
有栖 晴香
有栖 晴香
嘘だ。あなたが岡田会長の事好きって言ってたけど、修羅場になってないの?!
あなた
あなた
だ…だから、好きじゃなくて…
岡田将生
岡田将生
それは残念だね。
後ろから頭に手を置いて背の高い彼に見下された。
あなた
あなた
お…岡田くん!?
岡田将生
岡田将生
折角いい噂が流れたのに、真っ向否定されたら…悲しいよ?
あなた
あなた
あ…いや…
岡田将生
岡田将生
でも、その噂で喜ぶ人も居る見たいだけど?
岡田くんが見る方向を見ると、あの3人組の周りには女の子が沢山いた。
岡田将生
岡田将生
この前の女の子の影響で、将暉と亮の周りにも近づく女の子が増えたらしい。で、あなたが俺の事を好きって噂が流れた為、あぁなった。
有栖 晴香
有栖 晴香
うわぁ…最悪だね。でもあなたは良いと思うけどなぁ?
あなた
あなた
え?
有栖 晴香
有栖 晴香
だってその状況であの3人の誰が好きって言ったら…いじめになりかねないからね。
あなた
あなた
そうか…な?
有栖 晴香
有栖 晴香
例え今岡田会長の事好きじゃなくても、今は絶対こっちにいる方が安全。大丈夫だから!あの3人、絶対あなたの事諦めてないから、何とかしてくれるでしょ?前みたいに。
あなた
あなた
う…うん。
岡田将生
岡田将生
取り敢えず俺。っていう身にもなって欲しいけどね。
あなた
あなた
本当ですよ…ね。
岡田将生
岡田将生
まぁ…チャンスだと思って君を落としてみせるよ。
有栖 晴香
有栖 晴香
わぁ、さすが会長ですな!
盛り上がるのも良いけど、昨日亮くんに告白しちゃったのに…
しばらくして、あの3人がこちらに気づいた。
有栖 晴香
有栖 晴香
あ。今ヤバいからほら!行って!
あなた
あなた
え…でも
女の子達もこっちを見る。

春くんが笑顔で手を振っていた。

亮くんの歩くスピードが早くなった。

将暉くんも気だるそうに歩いてくる。

あなた
あなた
でも…
その時岡田くんに手を引かれ、廊下を走った。

彼らがどんな顔をしたかも見ないまま。
あなた
あなた
お…岡田くん…!
岡田将生
岡田将生
ハァハァ…ここまで来れば平気だろ。
あなた
あなた
い…良いの?
岡田将生
岡田将生
何が?取り敢えずになるのが?
あなた
あなた
だ…だって…
岡田将生
岡田将生
嫌だよ。こっちは本気なのにあなたは好きじゃないなんて、だからこそ二人きりになりたいだろ?
あなた
あなた
ご…ごめんね。
岡田将生
岡田将生
謝んな。
私達はベンチに座った。
あなた
あなた
私…どうすれば良いんだろう…
岡田将生
岡田将生
春馬と将暉と亮。どれが好きなんだ?
あなた
あなた
まだ分かんないけど…亮くん。
岡田将生
岡田将生
へぇ…亮か、でも本気じゃないんだろ?
あなた
あなた
私…本気で誰かを好きになりたいんです。でも、心が良く分からなくて……
岡田将生
岡田将生
人の目は絶対に気にすんな。
あなた
あなた
え?
岡田将生
岡田将生
例え女に嫌われようが、友達が減ろうがそれでもあなたが良いと思う人が好き。だと俺は思う。
あなた
あなた
そっか…。ありがとう岡田くん。
その時後ろのベンチから声が聴こえた。
窪田正孝
窪田正孝
何かっこいい事言ってるんですか、
あなた
あなた
窪田くん?!
岡田将生
岡田将生
正孝…居たのか。
窪田正孝
窪田正孝
はい。最初からずっと。
岡田将生
岡田将生
相変わらず影が薄いな。
気づかなかった…最初から居たんだ。
窪田正孝
窪田正孝
そんなかっこいい事言って、あなたの気を引こうとも?
岡田将生
岡田将生
ハッ…そんなんじゃ無理だろ。な?
岡田くんは私の肩に手を置いた。
あなた
あなた
でも、これからの事を考えるのにとてもいいアドバイスです。
窪田正孝
窪田正孝
そうですか。じゃあ…あなたは借りていきますね。
岡田将生
岡田将生
は?おい…!
窪田くんは私の腕を本を持っていない方の手で引っ張った
窪田正孝
窪田正孝
図書委員ですから、お手伝いを頼みたくて。
私は窪田くんに連れられ図書室に向かった。
窪田正孝
窪田正孝
すみません。いきなり
あなた
あなた
あ…いえ、
窪田正孝
窪田正孝
岡田には取られたくないので。
あなた
あなた
え?
窪田正孝
窪田正孝
あいつ、意外と女癖悪いんだ。コロコロ彼女変えては捨てて行った。
あなた
あなた
そうなんだ…。そう見えなかったけど
窪田正孝
窪田正孝
言ったろ?ルックスに頭脳はとてもいいけれど性格に難あり。
あなた
あなた
なるほど……
窪田正孝
窪田正孝
で?亮に告白したのか?
あなた
あなた
え…うん。
窪田正孝
窪田正孝
どうせOKだと思うけど、あなたは本気にはなってないんだろ?
あなた
あなた
うん。
窪田正孝
窪田正孝
はぁ…さっさと決めて欲しいけどな。
あなた
あなた
本当…だよね。
その時図書室のドアが開いた。
有栖 晴香
有栖 晴香
あなた!!ここに居たの?
あなた
あなた
どうしたの?晴香
有栖 晴香
有栖 晴香
いや…あの後あの3人と話したんだけど……
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三浦春馬
三浦春馬
あなた……?
菅田将暉
菅田将暉
おい、晴香どう言う事だよ。
有栖 晴香
有栖 晴香
えっと…
周りの女子達の視線が痛い。
有栖 晴香
有栖 晴香
話すから…取り敢えず女子を巻いといて!
私はそう言って裏庭に向かった。

しばらくして、3人が走ってくる。
三浦春馬
三浦春馬
巻いてきたよ。
有栖 晴香
有栖 晴香
で…あなたを逃がしたのは私が言ったの。
菅田将暉
菅田将暉
なんでだよ。
有栖 晴香
有栖 晴香
あのねぇ…あんた達の周りの女子の1番のライバルはあなたなの。なのに、そんな奴らに囲まれてる危険地帯にあなたを入れるわけ無いでしょ?
吉沢亮
吉沢亮
そう言うことかよ…
有栖 晴香
有栖 晴香
で、噂で流れてる岡田くんと付き合ってる説が出てたからそうしただけ。
三浦春馬
三浦春馬
そっか…あなたに大変な思いさせてるんだね…
有栖 晴香
有栖 晴香
だから…
菅田将暉
菅田将暉
知るかそんな事。
有栖 晴香
有栖 晴香
え?
吉沢亮
吉沢亮
関係ねぇな。
三浦春馬
三浦春馬
ん?
菅田将暉
菅田将暉
あなたに何かあったら潰せばええだけやろ?嫌やで、あなたと離れろなんて
そう言って2人は歩いて行ってしまった。

三浦春馬
三浦春馬
ちょ…ちょっと!!
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有栖 晴香
有栖 晴香
ってなって、私の方が早くあなたを見つけたって訳。
あなた
あなた
そっか…
有栖 晴香
有栖 晴香
あの馬鹿2人は大丈夫かね…
その時また勢いよくドアが開いた。
菅田将暉
菅田将暉
ここかよ。
あなた
あなた
将暉くん!
吉沢亮
吉沢亮
あなた。
三浦春馬
三浦春馬
晴香…ごめん笑
有栖 晴香
有栖 晴香
もう…早く入って!
窪田正孝
窪田正孝
鍵、閉めておきますね。
鍵を閉めて皆で集まった。
吉沢亮
吉沢亮
本気で好きになって欲しい。
その亮の言葉で窪田くん意外が皆固まった。





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いつもご愛読ありがとうございます。🙇

勿論初めましての方もありがとうございます!

あまり更新は早くないですが、お許しください🙏


あと…良かったら皆さんがどんな物語を読みたいか、またあの俳優さんで読みたい!などコメントでお待ちしてます😖

どの物語のコメント欄でも構いません、!

俳優さんならば誰でもOK!

人数制限ありません!1人何回も意見書いて頂いても大丈夫です!

多い方が嬉しいです。あと詳しく書いてくれると参考になります!😓

是非参考にしたい意見があればお返事させてもらいます!

是非皆さんの意見お待ちしてます🙇

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