及川side
あーもう、やっぱりマッキーとまっつんは連れてくるべきじゃなかった…
いつもうるさいマッキーが静かとか怖いんだけど、
まさか、あなたちゃんのこと好きになったとか言わないよね?
これ以上ライバル増やしたくないのに!
クイクイッ
ん?
あなた「どこ行くんですか?(上目遣い)」
あ、だめだ
身長差を考えたら上目遣いになるのは仕方ない、でも、あなたちゃん…?
袖引っ張ってからの上目遣いは破壊力がやばいよ、?
及川「あー、そうだね、どこ行こうか?」
あなた「特に決まってないならもう帰りませんか?」
え、ダメだよ!それはダメ!!
及川「だmーーー」
花巻「ショッピングモールでも行こうぜ!」
マッキー!?
あなた「えぇー…」
岩泉「…嫌か?」
あなた「嫌なわけじゃないですけど…」
及川「けど…?」
なんか、行きたくない理由でもあるのかな…?
あなた「4人ともかっこいい上に制服が王子様みたいで目立ってるのに、その中に私がいるとか申し訳なくて…」
…はい?
な、なんなの、理由が可愛すぎるよ!!
及川「あなたちゃんだって可愛いんだから自信持ってよ☆」
あなた「あ、お世辞をどうもありがとうございます。」
岩泉「あなたはほんとに可愛いぞ?」
あなた「…///」
え、ちょっと!?
及川「あなたちゃん!?なんで岩ちゃんの時だけ顔赤くするのさ!」
あなた「だ、だって、及川さん誰にでも言ってそうじゃないですか!」
花巻「ハハッ笑まぁ間違ってはねぇな笑」
及川「ちょっとマッキー!?」
松川「行くの?行かないの?」
及川・花巻「行きます」
あなた「…ほんとに行くんですか?」
岩泉「なんか甘い物奢ってやる」
あなた「ほんとですか!?さぁ早く行きましょう!」
及川「切り替え早くない!?」
あなた「甘い物には目がないのです!」
かわい…
ってそんなことより!
及川「ちょっと、まっきー!」
花巻「んぁ?」
及川 「あなたちゃんのこと好きとか言わないよね!?」
花巻「……さぁな!」
及川「は!?ちょ、マッキー!!」
まじかよ…
ポンッ
松川「…まぁ、頑張れよ」
及川「まっつん〜泣」
松川「及川を特別応援する訳じゃないけどな笑」
及川「まっつんまで好きとか言わないよね、?」
松川「……好きじゃないよ」
よ、よかった……
松川「今は、ね」
…やっぱり今日連れてくるんじゃなかった、
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あなたside
~ショッピングモール~
ここずっと来たかったんだよね!
ほんとだったら、美里と来るはずだったのに…
岩泉「なんか食いたいもんあるか?」
花巻「俺もなんか買ったるぞ〜!」
あなた「ほんとですか!?✨」
楽しいからいっか…
周りの視線は痛いけど、
気にしたら負けだな!気にしないようにしよ!
なんか甘い物食べたいな…
あなた「い、岩泉さん!!クレープ食べたいです!♡」
岩泉「おう、いいぞ」
やった!!
岩泉「何がいいんだ?」
んー、何にしよ…
定番にチョコバナナ?いや、でも、ケーキが乗ってるのもいいし、期間限定らしい抹茶わらび餅とか…どれも美味しそ、
んー…
岩泉side
クレープ選ぶのに表情がコロコロ変わってる
ほんと可愛いな…
岩泉「どれで迷ってるんだ?」
あなた「チョコバナナか、ケーキのってるのか、抹茶わらび餅です……」
岩泉「なら、チョコバナナにケーキトッピングしてやる。俺が抹茶わらび餅頼むから一緒に食べるか?」
あなた「え、いいんですか!?✨」
目がきらきらしてる…
岩泉「おう笑
じゃあ、買ってくるな」
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あなたside
岩泉さんほんとに優しいなぁ〜
って、一緒に来ただけでこんないい思いしてもいいのだろうか…
岩泉「ほら」
きたぁ!!!
あなた「ありがとうございます!!」
大好きなチョコバナナの上にケーキが乗っている…!
パクッ
あなた「ーーーーーっ!おいひい…♡」
もう、幸せ!!
岩泉「うまいか?」
あなた「もう!美味しすぎます…♡」
岩泉「そうか笑」
岩泉さん、優しすぎますよ……
岩泉「ほら、こっちも食うだろ?」
あなた「ほんとにいいんですか…?」
岩泉「あなたのために買ったからな笑」
あなた「いただきますっ!!!」
パクッ
あぁ、もう死んでもいい……
岩泉「ほんとにお前美味そうに食うな笑」
あなた「ほんとに美味しいんです!!」
岩泉「あ、おい、ちょっと…」
……?
クイッ
岩泉「着いてたぞ笑ペロッ」
あなた「……っ!!」
イケメンすぎるよ、…///
岩泉「ん?顔赤いぞ?大丈夫か?」
あなた「だ、大丈夫でっす!!」
ベチャ
、、ん?
岩泉「ちょ、大丈夫か!?」
くくく、クレープが!!
あなた「ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙、ご、ごめんなさい!せっかくクレープ買ってくださったのに…」
制服の上に落としてしまった…
岩泉「そんなの気にすんなよ、それより、制服汚れちまったな…」
あなた「制服なんかどうでもいいんですよ!
岩泉さんが買ってくれたクレープが…」
もったいない……
岩泉「いいって、ほら俺の残りやるから
そんな食ってねぇし」
は?もう優しすぎない?
あなた「うぅ、泣ありがとうございます…」
及川「ってあなたちゃん!?」
花巻「急にどうしたんだよ…」
あ、及川さん達もいたんだ
及川「ずっといたからね!?
岩ちゃんとイチャイチャして!及川さん達空気だったよ!?」
あ、また声出てたみたい☆
花巻「及川の真似してんなよ笑」
あなた「エヘヘ笑分かりました?笑」
松川「それじゃ帰れないでしょ、服でも見てく?」
あなた「いや、全然帰れますよ!」
服見始めると全部欲しくなっちゃうし、
及川「ダメだよ!及川さんが、選んであげるから!服買いに行くよ!」
あなた「え、え?ちょ、及川さん!?」
~洋服屋さん~
及川さんに引っ張られて気づいたら洋服屋さんにいた
及川「あ、これもいいな、これも可愛い!
あーもー全部似合うから困っちゃう!!」
なんか、勝手に1人で盛り上がってるんですけど…
ま、いっか、及川さん、女の子の扱い慣れてそうだし、センスも良さそうだから後でお金払えば
岩泉「これもいいんじゃないか?」
花巻「いやいや絶対スカートだろ!」
松川「肩出しもいいね〜」
んん?いつの間に…?
なんか私、着せ替え人形になってない…?
及川「ワンピースがいい!」
岩泉「短パンだ」
花巻「絶対にスカート!!!足出てる方がえろ可愛いだろ!」
松川「肌白いんだから出さないともったいないよ」
なんか、2人くらいおかしいこと言ってる人いるけど…
つっこむだけめんどくさいな、大人しくしてよ
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及川「買ってきたよ〜!!」
…長かったな、
あなた「ほんとすみません。お金いくらでした?」
チラッ
…は!?な、なんでこんなに買ってるの!?
あなた「ちょ、及川さん!?なんでこんなにあるんですか!お金そんなに持ってないですよ!」
岩泉「金ならいらねぇぞ」
あなた「いやいや、そんなわけにいかないです!私誕生日とかでもないのに…」
花巻「いいって!俺らがお互いの意見譲れなかっただけだから!」
あなた「でも……」
松川「まぁまぁ、遠慮せずにもらってよニコ」
うぅ、今は持ち合わせもないし、この場だけもらったことにして、今度会う時にお金持ってこればいいかな…?
及川「あ、次会う時とかにお金持ってきても受け取らないからね☆」
あなた「え"っ…」
岩泉「勝手に俺らが買っただけだから素直に受け取ってくれよ、な?」
あなた「…ほ、ほんとにごめんなさい、
ありがとうございます、」
……申し訳ないな、
及川「じゃ、早速着てきてよ!」
あなた「どの服着ればいいですか?」
岩泉「気に入ったのでいいぞ」
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ど、どれも可愛い…
みんなすごいな、女の子にプレゼントするの、慣れてるのか?
…これにしよ、
あなた「、お待たせしました。」
4人「………。」
え、なんで黙るの?変だったかな?
花巻「やっぱ、スカートだよな!」
及川「く、悔しいけどすごい可愛い…」
岩泉「…似合ってるな」
松川「うん、可愛い」
あなた「あ、ありがとうございます。
他の服もすごい可愛かったです!私にはもったいないくらい!」
及川「でしょでしょ!あなたちゃんに絶対似合うよ!」
岩泉「今度着てくれよ?」
あなた「もちろんです!!
大事にしますね!ほんとにありがとうございます!」
松川「これからどうしよっか?」
プルルルルプルルルル📞
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!