~夜~
あなた「(仲直り?したのはいいけど、さすがに気まづいよなー…
高校どうしよう、音駒に行く気満々だったからな、寮生活??いや、でも東京の高校だったら絶対お兄ちゃん押しかけてくるし…
っあーもう!!めんどくさい!!
全部お兄ちゃんのせいだ!)」
黒尾「あなた?飯できたぞ」
あなた「っ!すぐ行く!!」
~リビング~
「「「「いただきまーす」」」」
黒尾「おい、あなた。」
あなた「…ん?なに?」
黒尾「明日からまた部活だけど、来るよな?」
あなた「(っあー、やばい、部活のこと全く考えてなかったよ…)
んー、行くつもりだけど、っあ!!課題!やってなかった!!」
母「え?あれほどちゃんとやっておくように言ったわよね?ゴゴゴ💢」
黒尾「そ、そうかそれは来れねぇな!課題頑張れ!」
あなた「…お、お兄ちゃんの裏切り者ぉぉ!!!」
母「あなたはしばらくマネージャー禁止!
家で大人しく勉強しなさい!受験生なのよ?」
あなた「…はーい、(おぉ、ラッキー?)」
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黒尾「俺風呂行ってくる」
父・母・あなた「行ってらっしゃい」
あなた「ね、ねぇお父さん、お母さん、」
父・母「どうしたの?」
あなた「わ、私が県外の高校行きたいって言ったら反対する?」
父「っ!だ、ダメだダメだ!
そんなの!一人暮らしってことだろ!?危険すぎる!」
あなた「いや、あの寮生活なんだけd父「ダメったらダメ!あなたも鉄郎と同じ音駒でいいじゃないか!」
母「ちょっとお父さん黙ってて
…それで?あなたは本当に県外に行きたいの?寮生活も楽じゃないわよ?」
あなた「…うん!行きたい!
私、いつもお兄ちゃんと一緒だったから、高校生は1人で頑張りたい!」
母「…そう。いいんじゃないかしら?」
あなた「パァッ!!お母さん!!」
母「いいと思う高校があったら言いなさい。」
あなた「うん!ありがとうお母さん!大好き!」
父「…え?」
あなた「あ、このこと!お兄ちゃんには言わないでね?絶対内緒だよ!」
母「はいはい笑」
あなた「(やったぁ!そうと決まれば早速高校探しだ!)」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!