~体育館~
キュキュッ!バンッ!
シュッ!
あなた「うわぁすごい…
どれだけ打っても決まらない…」
猫又監督「…バレーはな、強い攻撃ができれば勝つんじゃない、ボールを落とした方が負けるんだ。」
あなた「その教えでこのレシーブ力ですか。
すごいですね!ここまでレシーブが安定した
チーム見たことないです!」
直井コーチ「だろ!」
あなた「はい!特に衛輔くんはすごいキレイな姿勢でキレイなとこに返しますね。リベロですか??」
直井コーチ「よく分かったな!さすがだ。」
猫又監督「夜久は全国で見ても優れたリベロだと思っておる。」
あなた「はい…。これだけレシーブが安定したチームの中でも目立って見える衛輔くんのレシーブ力はすごいと思います。」
猫又監督・直井コーチ
「「(この子は選手としてはもちろんだが、マネージャーとしても優れているかもしれん…)」」
ピーーーーーッ!!
黒尾「休憩〜」
「「「「「うーっす」」」」」
あなた「お疲れ様でした!!
ドリンクとタオルです!」
夜久「あなたありがと〜!」
海「ありがとうニコ」
山本「あざっす!!」
福永「(☆´_ _)ペコリ」
研磨「…ありがと」
黒尾「ありがとな!」
音駒バレー部
「「「「「「…うまっ!!」」」」」」
あなた「え、?」
夜久「あなた!このドリンクめちゃうまい!
なにこれ!しかもタオルもふわっふわ!」
あなた「あ、ドリンクは一応みんなの好みをお兄ちゃんに聞いておいて、それに合わせて濃くしたり薄くしたりしておきました!ニコ!」
音駒バレー部
「「「「「「(天使か!!)」」」」」」
あなた「お口にあって良かったです!////
(そんなストレートに褒められたことないから照れちゃうよ…///)」
音駒バレー部
「「「「「「(え、照れてる??やばいかわい)」」」」」」
直井コーチ「お前らぁ!休憩終わりだ!
さっさと次の練習!!」
音駒バレー部
「「「「「「うっす!」」」」」」
バシッ!シュッ!キュキュッ!
パァン!!
あなた「(やっぱりバレー好きだなぁ…)」
猫又監督「フォッフォッ笑
いつもよりやる気があるように見えるなぁ」
直井コーチ「ですね!あなたがいるからですかね。笑」
猫又監督「そうだろうなぁ
チラッ(あなたの方を見る)」
あなた(真剣な目でみんなのバレーを見てる)
猫又監督「(いい目だ…今中学3年だったか…
来年、音駒のマネージャーに欲しいなぁ。)」
ピーーーーーッ!!
直井コーチ「今日はここまで!!」
音駒バレー部
「「「「「「お疲れ様でした!!」」」」」」
猫又監督「ストレッチしっかりな。」
音駒バレー部
「「「「「「はい!ありがとうございました!」」」」」」
あなた「みんなお疲れ様!!ニコ!」
音駒バレー部
「「「「「「お、おぅ…///」」」」」」
あなた「みんな顔赤いよ?大丈夫??
水分しっかりとってね!」
音駒バレー部
「「「「「「(あなたが可愛すぎるんだよ…!)」」」」」」
あなた「みんなすごいね!これといった目立つ攻撃があるわけじゃないけど、レシーブ力がすごくて、チーム全体がすごい安定してる!!私レシーブ苦手だから尊敬するなぁ!あとねあとね!」
黒尾「あなたそろそろやめてやれ笑
みんな死にそう笑」
夜久「あなた!お前ほんとに黒尾の妹なのか?騙されてるんじゃないか?」
あなた「え、一応妹なはずですけど…
どーなんでしょう?」
黒尾「うぉい!やっくん!なんてこと言うんだ!あなたはれっきとした俺の妹ですぅー!!ちゃんと血も繋がってますぅー!
あとあなた!そこは自信もって俺の妹だって言えー!!」
あなた「冗談だよお兄ちゃん笑」
海「ほら、そろそろ帰る準備しろよ〜」
音駒バレー部
「「「「「はーい」」」」」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。