第108話

主将として
5,452
2020/06/14 03:49
清水「あなたちゃん、この野菜お願いしてもいいかな?」



あなた「はい!任せてください!」




おっ肉!おっ肉!!




あなた「〜🎶(トントン)」




縁下「あなた、すごい楽しそうだね笑」




あなた「縁下先輩!お肉美味しそうなんですもん!早く食べたいです!」



縁下「そっか笑」



縁下side


「あそこで野菜切ってる烏野のマネージャーめっちゃ可愛くね!?」



「野菜切るのはや!!」



「いいよなぁ、家庭的な女子!!✨」



あぁ、やっぱり目立つよな…



あなたは音駒の主将の妹だからか、梟谷や音駒の人達とも仲がいい




この合宿中も一緒にいるのをよく見かけた




仲が良いのは分かってるけど…




あそこまで見せつけられると、














『羨ましい』










と思ってしまう自分がいる…









俺が…俺達烏野が知らないあなたがいることが、どうしても












縁下「悔しいな、」





あなた「何が悔しいんです?」




縁下「いや、俺、あなたのことまだ何も知らないんだなって」




あなた「……へ?」





…ん?




あなた「…///」





え、俺今、すごい恥ずかしいこと言った…?




縁下「いや、その今のは、なんていうか、違…くはないんだけど、その、



忘れてください…///」




あなた「は、はい…///」




…まじか、声に出すとか、バカだな




でも、照れてるあなたも可愛い、



ーーーーーーーーーーーー
あなたside

び、びっくりした…///




縁下先輩、何か考え事してるのかと思ったら、私のことが知りたいみたいに言ってくるから…





そんなの恥ずかしくもなるよね…!?





その後、縁下先輩もなぜか照れてて可愛いとか思ってしまった…


━━━━━━━━━━━━━━

猫又監督「1週間の合宿お疲れ、諸君!
空腹にこそ美味いものは微笑む…存分に筋肉を修復しなさい!」




「「「「「「「「いっただきまーす!!」」」」」」」」




肉だぁーーーー!




黒尾「あなた!こっち来いよ!」




あなた「うん!」




黒尾「ほれ!ちょうど焼けてるぞ(アーン)」




あなた「(パクッ)……っ!!!
おいしい〜!」



幸せだぁ…




夜久「ほんとにあなたは美味そうに食うなぁ…笑」



あなた「ほんとに美味しいんです!」




夜久「そうか!ほら、俺の肉もやるぞ!(アーン)」




あなた「(パクッ)ん〜っ!衛輔くん好き〜…」





夜久「んなっ……///」




黒尾「本気にするなよ」




夜久「分かってんだよ!」




ずっとお肉食べてると、ご飯欲しくなるなぁ…




あなた「おにぎり取ってくるー!!」



スタスタ



あ、ラスト1個だ!!




あなた「もーらiーーーーー」




パシッ



…ん?誰の手だろう




あなた「わ!大地さん!大地さんもおにぎりですか!?」




澤村「あ、おう、でも、ラスト1個だもんな、あなたが食え!」




え、ありがたいけど、申し訳ない…




あなた「いや!大地さんのが疲れてるので大地さんがどうぞ……!!」




澤村「いいのか…?」





あなた「……はい!」




澤村「じゃあ、遠慮なく…」




(ジーッ)




あぁ、おにぎりが……




(モグッ)




…ん!?




なんで私の口におにぎりが…?




あなた「ふぁいひはん大地さん??」




澤村「そんな顔で見られたら食べれないよ、笑
俺はもう何個か食べたからやる!」



あなた「ふぁひふぁとうほわいはすありがとうございます!!」




澤村「いや、何言ってるか分かんないから笑」


ーーーーーーーーーーーー

澤村side

おにぎりを取りに行ったらちょうどあなたに会った



あなた「おにぎりどうぞ!」




って言ってくれたから、食べようと思ったら…




すごい食べたそうな顔で見つめてくるから、なんか申し訳なくなってあなたの口に入れた




そしたら、すごい喜んで美味しそうに食べるから、あげてよかったと思った




澤村「うまいか?」




あなた「ふぁいはい!!!」



…あぁ、可愛いなぁ



あなた「大地さん!!お米まだ余ってたと思うので、私がおにぎり作りますよ!」



澤村「え、いいのか?」




あなた「待っててくださいね!」




そう言っておにぎりを作りに行った…




あなたが俺のためにおにぎりを作ってくれるとか、




もう疲れ吹っ飛んだわ…




木兎「お!なにそれ!おにぎり!?
あなたが作ったのか?俺にちょーだい!」




あなた「ダメですって!!これは大地さんのために作ったんです!!」



木兎「澤村だけずるい!俺もあなたのおにぎりほしい!」



あなたを待ってたら木兎に捕まってた…




澤村「悪いな木兎。これは俺のだから」



あなた「大地さん!どうぞ!」



澤村「さんきゅ」



(モグモグ)



…美味い、中に肉が入ってる、



あなた「最初のはただの塩おにぎりなんですけど、せっかく大地さんに作るので中に何か入れたいなって思って!!美味しいですか??」




澤村「すごく美味いぞ!!」




あなた「(パアッ✨)良かったです!



あ、大地さん…」




あなたの手が顔の方に伸びてきた…




けど、届いてない。




あなた「あ、あの、しゃがんでもらってもいいですか…!///」




澤村「あ、おう、」




(ヒョイッ)




あなた「ごはん粒!ついてましたよ笑」




澤村「あ、悪い、ありがとな…///」




あなた「はい!」




木兎「ねぇ!あかーし!俺もあなたに「ついてましたよ!(ニコ)」ってされたい!!」




赤葦「口元になにか付けて行ってみたらどうです?」



木兎「さすがあかーし!あったまいいなぁ!!」



木兎「へーい!あなたー!」




あなた「え、木兎さん!?てか口元汚いです!




木兎「そーかそーか?ならあなたとって!」




あなた「えー、もう…」




心の底から木兎の性格が羨ましいと思った…




俺は、主将として・・・・・しっかりしないとだし、誰かに…あなたに自分から甘えることなんてできないから



澤村「俺がとってやるぞニコ」




木兎「んな!?」




木兎「あかーしぃー、澤村にとられた…」




赤葦「澤村さんの前でやったらそりゃそーなりますよ」




ったく、油断も隙もない…




あなたは危なっかしいからな、俺が守ってあげnーーーーー




…いや、まだ俺が・・じゃなくて俺達・・か、












プリ小説オーディオドラマ