第73話

お誘い
あなたside

球技大会の怪我から1週間くらい経った!



もう大分治ってきて、マネージャーとしての仕事もちゃんとやらせてもらえるようになったよ〜




この1週間、潔子さんに任せっきりで申し訳なかったな…




ちょっとでも、手伝おうとすると大地さんがすごい顔で見てくるから大人しくしてるしかなくて…



あなた「潔子さん!!今日からバリバリ働きますからね!ほんとにご迷惑おかけしました💦」



清水「フフッ笑よろしくね」



潔子さんが笑った!



あなた「はい!!」



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烏養コーチ「休憩入れー!」



全員「「「「「うす!」」」」」



あ、休憩だ!



あなた「お疲れ様です!ドリンクとタオルです!」



ピロン



みんなに渡し終えたところでスマホがなった



メール……?
白布さん
おい、今何してる?
し、白布さん!?なんで……
あなた
部活の休憩中です!
白布さん
今日の午後なんか予定あるか?
あなた
部活は午前中で終わるので、特にないですよ!
白布さん
じゃあ、15時に◯◯駅
あなた
え、え!?
白布さん
ちょっと付き合え
あなた
わ、分かりました…
え、白布さんからメールくるなんて思わなかった……



あ、あの時のお礼かな?




なんでもいっか!




今は部活に集中!!


ピーーーーーッ!!!

烏養コーチ「よし!今日はここまでだ!
しっかり休めよ〜」



全員「「「「「「ありがとうございましたっ!」」」」」」



日向「あなたー!!今日も自主練付き合ってくれる!?」



影山「ソワソワ」



あなた「あ、ごめん!翔陽!飛雄!
これから用事あるんだ!」



日向「そっか……」



影山「シュン…」



す、すごい落ち込みっぷり…



あなた「明日!明日は絶対一緒にやるからさ!」



日向「絶対だぞ!?約束だからな!」




あなた「もちろん!」



早く帰らなきゃ!



部活後だからシャワーも浴びなきゃだし…



あなた「すみません!今日は失礼します!」



澤村「あ、おい!あなた!1人で帰るな!」



あなた「大丈夫ですよぉーーー」



菅原side

あなたは、いつも日向と影山の自主練に付き合って最後の方まで残ってるのに、今日は1番に帰った



菅原「なぁ、なんかあるのか?」



日向「これから用事あるって言ってました!」



菅原「そうか、」



用事?なんの?



……まさか、デートだったり??



そんなわけないか!あなただしな、恋愛よりバレーって感じだし!



でも、あなたのこと好きなやつなんてたくさんいるんだろうな……




あぁ、もう!考えるのやめ!




俺は俺のやり方で攻めるしかないしな、



あなたside

急いで帰って準備をした



服どうしよう!!



パンツのがいい?いや、でも今日暑いしな…



あなた「ってもう14時!?」



やばいやばいやばい、服なんかに迷ってる時間ないよ!



あぁ、もう!これにしよ!



髪の毛は…めんどくさい!このままで行こ!



あなた「行ってきまーす!」



誰もいないんだった…笑



『◯◯駅』


14時30分、意外と早く着いちゃったな…



こんなことならもっとしっかり準備すれば良かった…



適当にこの前買ったワンピース着てきちゃったし、まぁ可愛いからいいんだけどさ!



髪の毛も下ろしてきちゃったからすごく暑い、ポニーテールでもすればよかった



あと、30分も待つのか…



待つのは割と好きだから全然いいんだけど♪



チャラ男「ねぇねぇ君かわいいね?俺達とどっか行かない?」



え、何この人達、私に話しかけてるの?



あなた「いや、待ち合わせしてるので」



チャラ男「そんなこと言わずにさぁ楽しいとこ行こーよー」


パシッ


あなた「ちょっ!やめてください!離して!」



なんなのこの人!腕掴んできたんですけど!



てか楽しいとこってどこだよ!



あなた「ほんとに!離してください!」



グイッ


??「何してるの?この子嫌がってるじゃん」



??side

今日は部活が休みだから1人で買い物をしてたんだ!



みんなも誘ったんだよ!?なのに……



オフの時くらい休ませろとか言ってくるの!
オフしか遊べないのにいつ遊ぶのさ!



まぁ、俺のことはどうでも良くて、買い物が終わったから帰ろうと◯◯駅に行ったら見覚えのある子がいた


??「…ん?あれはあなたちゃんじゃない?」



ずっと会いたいと思ってたから、会えたことに喜んだと同時に、あなたちゃんに絡んでる男を見てすごくムカついた



あなたちゃんも嫌がってるように見えたからすぐに助けようと思ってたら


パシッ


男があなたちゃんの腕を掴むからもう殺意湧いたよね☆



グイッ



急いであなたちゃんのとこへ行って俺の方に引き寄せる



あなた「及川さん!?」



あなたside



チャラ男に絡まれて困ってたら、誰かに引っ張られた



そこにいたのは、



あなた「及川さん!?」



なんでここに!?でもいてくれて良かった、助かった〜



チャラ男「あぁ!?なんだよお前」



及川「この子の彼氏ですけど?」



あなた「……へ??」



え、え!?か、かか彼氏!?



チャラ男「んだよ!男いんなら言えよ!この淫乱!!」



な、なんなの…?勝手に絡んできといて何でそんなこと言われなきゃいけないの…



及川side

あなたちゃんを助けたら男がクソみたいなことを言った



慌ててあなたちゃんを見ると



あなた「ウルウル(涙目)」



やっぱり泣きそうになってた



まじ、ふざけんなよ……



及川「…あの」



チャラ男「…っ!な、なんだよ!」



自分でもびっくりするくらい低い声だったからびびったのか?まぁそんなのはどうでもいい



及川「俺の彼女が可愛いから声かけたくなる気持ちは分かるよ?すっごーく分かる


でもさ…?」


グイッ


及川「傷つけるようなこと言うのは許さないよ?」



男の胸ぐらを掴んでそう言うと、



チャラ男「んだよ!そんなやついらねぇよ!」



とか捨てゼリフをはいて逃げていった



及川「人の女に手出してんじゃねぇよ……」


あなたside

及川さんの彼女発言にはびっくりしたけど、言い返してくれて嬉しかった…



ダメだ、思い出すと泣きそう、



及川「あなたちゃん!?大丈夫だった?」



さっきと同じ人とは考えられないくらい優しい声で私のことを心配してくれてる、



あなた「はい、すみません助けていただいて、ありがとうございました…」




及川「無理しないで、怖かったね?」



ヨシヨシ



あ、落ち着く……



及川「落ち着くまでこうしててあげるから、ね?」



あなた「ありがとうございます……」



グイッ



少しの間及川さんの胸の中にいるとまた誰かに引っ張られた



??「おい、何してんだ?」