第100話

反対のこと
~4日目~

清水「あなたちゃん、朝だよ起きて」



……朝?



あなた「おはようございます…」




私、昨日どうやって部屋まで来たっけ、



赤葦くんと話してて、その途中から覚えてないや…



雀田「朝ごはんの準備行ける??」



あなた「行けます!!」




ま、いっか!



とりあえず髪の毛だけ簡単に結んでこ!



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~食堂~


清水「じゃあ、仁花ちゃんとあなたちゃんでみそ汁お願いしてもいいかな?」



あなた「はい!」



谷地「しゃち!」



あなた「仁花作ろ〜」



谷地「うん!」



(調理中)



…よし!こんなもんでしょ!



あなた「完成!」



谷地「いい匂い…あなた料理上手だね〜」



あなた「いやいや、仁花のが上手だよ!
野菜切るの早すぎ!」



谷地「私はお母さん忙しいからよく作ってるんだ!」



あなた「そーなんだ!
仁花は寮生活しないの?」



仁花が来てくれたら絶対楽しいのに…



谷地「うん、家もそんなに遠くないしね〜」



……




あなた「そっか、」




白福「できたぁ〜?」



あなた「あ、はい!」



雀田「私たちも終わったし、完成だね!」



野菜炒めに唐揚げ、サラダ、焼き魚…



すっごいおいしそう…



清水「あれ、あなたちゃん首のとこどうしたの?」



え、首?



あなた「なんかあります??」



清水「うん、赤くなってるけど…」



谷地「わわ…!ほんとだ、痛くない?」



あなた「全然覚えないんですけど…」



確かに虫刺されみたいなあとがあった…



でも痛くもないし、かゆくもないんだよなぁ…



雀田「(あー、これ絶対あれだよね…)」



白福「(…赤葦かな?)」



雀田「とりあえず、髪の毛下ろしといたら?」



…暑いけど、



あなた「そうですね!」



しょうがないかぁ



ガラッ




清水「みんな来たみたいだね」




木兎「いい匂いだなぁ!赤葦!!」




赤葦「そうですね木兎さん。」




朝から元気だなぁ笑



木兎「あ!あなたー!!」




あなた「木兎さん!おはようございます!」




木兎「おう!今日は髪下ろしてんだな!」




おぉ、こーゆうの気づくんだ…!




いつも結んでるしさすがに気づくか笑



あなた「はい!」



木兎side


木兎「可愛いぞ!」



髪を下ろしてるあなたはいつもより大人っぽく見えて可愛かった




しかもすごいサラサラ…




サラッ




木兎「髪もサラサラだな!……って、」




あなた「くすぐったいですよ木兎さん笑」




首の近くの髪の毛を触ったら、あなたの首元が見えた




確かにあれは、キスマークだった…




…誰がつけたんだ?



パシッ



あなた「うぇ!?ちょ、木兎さん?」



ガラッ



俺はあなたの手を引いて食堂を後にした


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あなたside


急に木兎さんに腕を引っ張られて食堂外の廊下に連れてこられた



あなた「木兎さん…?急にどうしたんですか?」



木兎「……。」




なんで黙ってるんだろう…




いつも元気な木兎さんが、少し元気がないように見える




あなた「木兎さん?体調でも悪いですか?」



木兎「それ…



…ん?



あなた「なんて言いました?」



木兎「それ、誰につけられたんだよ…」



それ?



何の話してるんだろう、



あなた「えーっと、すみません…何の話ですか??」



木兎「……俺もつける」



え、え!?



ダンッ



…っ!い、た、



壁に押さえつけられた…



あなた「木兎さん!?ほんとに、急にどうしたんですか?」



木兎「……。」



な、なに?なんか、怖い…



あなた「ちょ、木兎さん!!
やめてください!」



何か、嫌な予感がしたから必死に抵抗したけど、木兎さんの力にかなうわけがなく、私の腕を掴む力が強くなるだけだった



あなた「あの!ほんとに離れてください…」



木兎「…思ってることと反対のことを言うんだろ?なら、ほんとはこのまま続けてほしいってことだよな?」



……あの時のか!!(←92話です)



あなた「いや、あれはなんといいますか!
全部が全部反対のこと言うわけじゃなくて…!」



グイッ


??「何してるんですか?」



…助かった?



木兎「なんだよ、邪魔すんなよ。


ツッキー」



ツッキー……



え、蛍くん!?