第80話

東京!?
あなたside

~インターハイ予選2日目~

うぅ、もうすぐ試合が始まる…



緊張してお腹痛くなってきちゃった、



田中「うぉ!あなたお前大丈夫か!?」



あなた「え、?」



田中「顔真っ青だぞ!?」



あなた「あ、はは、ちょっとお腹が…」



西谷「なんであなたがお腹痛めてんだよ笑
お前は安心して俺たちが勝つことだけ考えてればいいんだよ!!」



はぅぁ!



きょ、今日の西谷先輩…



あなた「か、かっこいい!!」



西谷「な、ななんだよ!いきなり!」



あなた「西谷先輩、いつもかっこいいですけど、今日は一段とかっこよく見えます!」



西谷「ほ、褒めてもなんも出ねぇぞ!」



そうだよね、私が試合に出るわけじゃないんだし…



私にできることは上からみんなのこと応援するくらいなんだから!



『結果』

フルセットやって、最終セットは30点台まで追い詰めたけど、最後の最後…



翔陽と飛雄の速攻をブロックされて負けてしまった



みんなの雰囲気が重い




かと言って、私がみんなを元気にすることができるわけでもない…




烏養コーチ「飯、食いに行くぞ」



~食堂~

烏養コーチ「おばちゃん、悪ぃな開店前に」



おばちゃん「何言ってんのよ、こんなの前はしょっちゅうだったじゃない」



烏養コーチ「強くなるために食え。
"ちゃんとした飯"を」


…おい、しそう



澤村「いた、だきます」



菅原「いただきます」



日向「いただきます…」



あなた「いただきます」


モグモグ


おいしい…


全員「…っ、涙」



みんな、泣いてる…



あなた「…涙」


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~学校~

今日は部活休みだ…



でも、体育館行ってみようかな



誰かいるかもしれないし、


ガラッ


あなた「翔陽、飛雄……」



日向「あなた、」



な、んで、今日は部活休みじゃ…



影山「じゃあなんでお前も来たんだよ」



あなた「え?」



日向「声、出てたぞ!ニコ」



あぁ、翔陽の笑顔はこっちも元気になるなぁ…



あなた「そ、うだね…」



影山「…ボール出してくれよ」



あなた「うん!!」


ガラッ



あなた「潔子さん!!」



清水「頑張るのはいいことだけど、お昼はちゃんと食べなさい」



日向「ひゃ、ひゃい!!」



ガラッ

西谷「潔子さん!」


田中「今日も美しいっす!」


西谷「あなたに会いに来ましたぁ!」


西谷・田中「あなたに一生着いていきまぁーーーす!!」



ヒョイ


ドッカーン



い、痛そう…大丈夫かな?


ガラッ


山口「こんにちはー!エヘヘ」



月島「…ちっす」



山口くんも蛍くんもきた!!



西谷「あとは、3年生か」



縁下「でも、今日はもともと休みだし…」



田中「何言ってんだよ!
3年生が引退なんかするわけないだろ!?」



え……?



あなた「い、んたい?」



日向「ど、どーゆうことですか!?」



あなた「き、潔子さん…っ!」



日向「3年生は残りますよね!?春高行くって言ってたの、変わらないですよね!?」



清水「………。」




なんで、?なんで何も言ってくれないの…?



??「やばいって、早く早く!



ガラッ


日向・あなた「パアッ✨」



清水「うん、変わらない」



来てくれた…!良かった、



田中「遅いっすよ!」



菅原「行くぞ、春高!!」



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烏養コーチside

あー、つい習慣で来ちまったけど、



今日休みだもんなー…



誰か物好きなやつ来てねぇかな



バシュ


キュキュ


パァーンッ



烏養コーチ「なんだ、お前ら元気じゃねぇか笑」


あなたside

ほんとは今日休みのはずなのに…



みんな揃って練習をしてる、



いいなぁ、こーゆうの



ほんとに私、みんなのこと



あなた「好きだなぁ…



烏野に来れて、バレー部のマネージャーをやって、ほんとに良かった




~集合~

烏養コーチ「今日インターハイ予選の結果だが…優勝は白鳥沢だ」



日向「青城が…」



影山「負けた…?」



若利くん達のところだ…



烏養コーチ「県内でさえもあの青城より上がいる。強くなるしかねぇ
次の目標はもう分かってると思うが、春高だ


3年にとっては文字通り最後の大会になるな」



『春高』…3年生にとっての最後…



このメンバーで試合ができる最後の大会…



烏養コーチ「よしっ!じゃあ主将に1発気合い入れてもらうか!」



澤村「……昔、烏野が1度だけ行った舞台、
東京、オレンジコートだ!


もう一度!あそこへ行く!!」



全員「よっしゃぁぁ!!!」

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ガラッ


バタンッ!!


え!?なに!?



あなた「武田先生!?大丈夫ですか……?」



武田先生「行きますよね!?」



日向「どこに?」



あなた「鼻血出てますって!!」



武田先生「東京!!」



……東京??



東京って、まさか、



日向「音駒ですか!?」



ですよねぇー……



武田先生「はい!音駒といっても、今回は音駒だけじゃなくて、」



日向「え?」



ま、まさか……



武田先生「梟谷学園グループ。音駒を含む関東の数校でできているグループで、練習試合を盛んに行っているそうなのですが、」



やっぱり、梟谷か……



武田先生「今回、猫又監督の計らいでその合同練習試合に参加させてもらえることになりました!」



田中・西谷「うぉぉぉー!!」



烏養コーチ「そういうグループは、つてなしでは、なかなか入れるものじゃないんだが、猫又監督に感謝だな…!」



東京合宿か…!!



梟谷学園グループって、強い学校ばっかりだし、



あなた「私も頑張らなきゃ…!」