第84話

追試
あなたside

仁花ちゃんの見学から1週間…

翔陽と飛雄が休み時間とかにも勉強を教えてもらって仲良くなったおかげか、仁花ちゃんが正式にマネージャーになってくれた!




同級生のマネージャーか……



いい!



早く仲良くなりたいな…



って、今日はテスト返却があるんだった、



赤点だけは…!!


━━━━━━━━━━━━━━
澤村side

~部活~

澤村「おい、あなたー!英語!どーだったんだ??」


ギクッ!!



ん?あいつ、ギクッってした?




あなた「だ、大地さん……」



ギュ



あなた「大地さーん…泣」



うぉ!なんか、抱きついてきたんだけど…



澤村「あなた…?もしかして…」



あなた「さ、ささ37点…」



37…!?



あ、赤点じゃないか!?



澤村「はぁ!?俺と勉強してる時はできてたじゃないか!どこを間違えたんだ!?」



菅原「え!?あなた赤点とったの!?」



澤村「テスト!見せてみろ!」



おぉ、これは、



あなた「あ、あの違くて、リス、リスニングが多かったんです…」


確かに、俺が教えた文法のとこはできてる…



あなた「そ、その、何言ってるかさ、さっぱりで…ご、ごめんなさい、((ウルウル」



うぅ、か、可愛い…



って!そんなこと言ってる場合じゃなくて!



澤村「…まぁ、取っちゃったものはしょうがないな、日向と影山も惜しかったけどな…」



菅原「まぁ、合宿は今回だけじゃないし!
また次の機会に…」



影山「…おい、どーやって東京まで行く!?走るか?」


日向「チャリだろ!」



あなた「えぇ、し、翔陽、後ろ乗せて…?」



全員「(行く気だー…)」


あなたside


赤点を取ってしまった…



せ、せっかく潔子さんと仁花ちゃんと一緒にお泊まりできると思ったのに…



田中「おい!お前ら!」



ん?田中さん?



田中「追試は1教科だけだな?」



日向・影山・あなた「はい…」



田中「それなら、午前中で終わるはずだ!
そしたら俺がスペシャルゲストを呼んでやる!」



スペシャルゲスト……?



田中「東京まで、送り届けてくれるぜ!」



え!?が、合宿行けるの!?



あなた「た、田中先輩!」



ギュ



田中「うぉ!?」



あなた「ありがとうございますぅ泣」



田中「お、おう、いいってことよ!
なんてったって、先輩だからな!」



か、かっこいいよぉー!!!



よーし、追試なんてあっという間に終わらせてやる!!


━━━━━━━━━━━━━━
谷地side

~合宿当日~

田中・西谷「おぉ、あれはもしや、スカイツリー!?」



海「いや、あれはただの鉄塔だねぇ」



黒尾「ぶっひゃひゃひゃひゃっ!!」



おぉ!ト、トサカヘッド!




東京ってすごい…



山本「ぐはぁ…!し、新マネが…カワイイ系…」



田中「これが烏野の本気なのです…」



清水「仁花ちゃん、行こ」



谷地「は、はい!」



黒尾「ていうか、人少なくない?まず俺のあなたは?」



澤村「あぁ、それが…赤点取ったんだよ…俺たちのあなたな、英語が苦手だったみたいで」



黒尾「はぁ!?それで今頃追試ってか?
確かに昔っから英語だけはできてなかったなぁ、俺のあなた」



おぉ、トサカヘッドの方とキャプテンがあなたちゃんをかけて争っている…




さすがあなたちゃんだ…




あなたちゃん、早く来ないかな…


━━━━━━━━━━━━━━
あなたside

カキカキカキ


先生「おぉ〜お前らすごいやる気だなぁ」



そりゃあ、東京で、仁花ちゃんが待ってますからね!?



早く終わらせなきゃ!



先生「……よし!いいぞ帰って!」



あなた「翔陽!飛雄!早く行くよ!」



日向・影山「おう!」



先生「頑張れよ〜」


タッタッタッ

田中先輩の言うことがほんとなら今ごろ…


??「へい!お前ら!

乗りな!」



すごい、潔子さんとは違うタイプの美人だ!



日向「田中先輩のお姉さんですか!?」



冴子「冴子姉さんと呼びな…東京なんてすぐに連れてってやるよ!」



か、かっこいいぃぃ!!



日向・影山・あなた「冴子姉さん!!!」


━━━━━━━━━━━━━━
谷地side

今のところ全敗だ…



男子「烏野だっけ?なんかいまいちだよなぁ」



男子「強くもないけど弱くもない感じ?」



男子「音駒が苦戦した1年ってどれだよ、音駒のやつら買いかぶり過ぎじゃねぇ?」



……ぐぬぬ、




す、好き勝手言ってくれますねぇ…




清水「ひ、仁花ちゃん抑えて、どぅどぅ…」



谷地「で、でも清水先輩…」



清水「大丈夫…田中の言うことが本当ならもうすぐ…」



バタンッ!!!!


冴子「おぉー!まだやってんじゃん!
間に合ったねぇ上出来上出来!」


あ、あれは!



日向・影山「はぁ、はぁ、」



黒尾「主役は遅れて登場ってかぁ?
腹立つわ〜」



あ、あれ?あなたちゃんは…



あなた「ちょ、ちょっと2人とも待ってよ…」



あ、いた!!



谷地「あなたちゃん!!」


あなたside

や、やっと着いた…



谷地「あなたちゃん!!」



はぅぁ!



て、天使がこっちに向かってくる…



あなた「仁花ちゃんー!!」



ギュ



谷地「寂しかったよぉ〜」



か、可愛すぎか!?



あなた「ごめんね!仁花!」




谷地「ひひ、ひ仁花!?」



あ、ダメだったかな?



あなた「呼び捨てしちゃった…ダメかな?」




谷地「ううん!むしろそれで呼んで!」




良かった!




あなた「仁花もわたしのことあなたって呼んでね!」




谷地「うん!」




さらに仲良くなれた気分……♪



ガバッ


あなた「うわ!」



な、何!?だれ、?



??「あなた〜会いたかったよ〜」



こ、この声は…



あなた「お兄ちゃん!離れてよ!」



黒尾「やーだねぇ!やっと会えたのに離すか!」



ちょ、もう!



あなた「お兄ちゃん暑苦しいよ!」



??「あなた、久しぶり」