第3話

出会いは突然で―2
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2018/11/05 10:32

私は彼らに連れられ、立入禁止の階段へとやってきた。



?「ごめんなぁ急に。こんな知らんやつらとご飯はいややったよな?」

『い、いえっ!そんなことは···』

?「いや、華あってええやん。な?」

藤「ん」



みんな優しいだろうからこんなこと言ってくれるけど···
ほんとに良かったのかな···。
まだ名前も知らないし···。



?「あ、まだ自己紹介してないやん」

?「ほんまや」

神「神山智洋でーす。よろしく」

重「重岡大毅。しげとか呼んでな」

中「中間淳太です。3年やけど、タメとかでもぜんぜんええからな」

濵「濵田崇裕です!よろしく!あ、濵田の濵の字注意してな(笑)」

小「小瀧望です♡年下やからいろいろこき使って構わないんで、よろしくお願いします(笑)」

桐「桐山照史です。アホばっかやけど仲良くしてやってな(笑)」

藤「藤井流星でーすって、知ってるか(笑)」

『○○です。よろしくお願いします···!』



ひと通り自己紹介が終わった後、また騒がしくなる。
すごい···ノリがすごい···。
私が唖然としていると



神「アホらしいやろ?(笑)俺らいつもこんなんやから(笑)」

『いえ、羨ましいなーって思います。賑やかで』

神「何言うてんねん、○○ももう友達やんか」

『え?』

神「あたりまえやん。やから敬語じゃなくてええねんで?」



転校から1週間、初めての友達が、できたみたいです。

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