7人と友達になった次の日。
「「きゃーー!」」
···びっくりした···。
あ、神山くんたちだ。
やっぱり人気者なんだ。そうだよね、みんなかっこいいもん。
桐「あ、○○ちゃんやー」
『へっ?』
7人が私に向かって歩いてくる。
ちょっと待って···今来たら私に注目が···。
中「おはよ」
神「おはよーさん」
『お、おはよ』
あぁぁ、女子からの視線が痛い···。
小「先輩、いつもこの時間っすか?」
『ううん、いつもはもうちょっと早いんだけど···。寝坊して···』
藤「はは、かわいー(笑)」
重「あ、寝癖ついとるでー」
中「はいはい、遅刻するから行くで?」
とうぜん流れ的に一緒に行くことになる。
これから私、大丈夫かな···?
✲
昼休み。
?「○○さん、ちょっといい?」
『え?』
?「ちょっと聞きたいことあって···」
藤「○○ー?」
『あ、ごめん。先行ってて』
藤「はーい」
?「···あのさ、○○さんって___ 」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!