桐「みんな文化祭の出し物なにやるんー?」
重「俺らはお化け屋敷ー(笑)」
神「しげがゾンビで、俺はただの受け付け(笑)」
中「受け付け(笑)」
小「俺のクラスまだ決まってないねんなー」
『え、ちょっとやばくない?』
小「せやねん。前のLHRでもめてん。
ま、俺は○○先輩さえいれば決まらんくてもええけど♡」
『あー、はいはい』
濵「うわ、望の扱い方分かってきとる(笑)」
中「○○と流星はなにやるん?」
『あー、っと···』
藤「···コスプレ、カフェ、」
一瞬みんながしんとなる。
次の瞬間には、みんながゲラゲラとわらった。
重「流星が、コスプレ(笑)」
濵「やば、写真撮ったろ(笑)」
『いや、私たちはやりたくなかったんだけど···』
藤「押されに押されて···しかたなく(笑)」
小「うわー、○○先輩の見たいっす!」
『···ちょっと、遠慮しとこかな、(笑)』
小「なんでっすか!!」
―― キーンコーンカーンコーン
ここで、昼休み終了のチャイムが鳴った。
みんなそれぞれクラスへ帰って行った。
私は、藤井くんと教室に戻る。
でも、その途中、4人組の女子とすれ違う。
?「_____、」
『っ、···』
藤「どうかした?」
『あ、ううん』
__放課後、3階の空き教室に来て。
あぁ、また、始まってしまうのか。
できれば、バレたくないなぁ、。
忘れかけてた、悪夢が、再び。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!