第7話

秘密
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2018/11/10 16:15

神「○○?どうした?」

『、ううんっ、なんでもないよ!ほら、早く行こー』

重「ちょ、待てやー」



私は3人をおいてパタパタと走って体育館に向かった。
気づかれるかもしれないから、。
怖いから···、。







小「あ、せんぱーい♡」

『望くん』

小「どこ行くんすか?」

『ちょっと購買に』

小「あ、俺も行きます。お昼買うんで」



望くんと並んで購買まで向かう。
正直、望くんと2人になることはないから会話に困る、。



小「そういえば、あんまないっすね。2人だけ♡」

『その語尾のハートはなに?』

小「○○先輩と2人だけで嬉しいから♡」

『···そぅ、』

小「○○先輩って意外と塩っすね」

『え、そう?』

小「そうそう。素っ気ないってゆーか__ 」

藤「望ー」



後ろからかけられた声に2人で振り向く。
その声の主は藤井くんだった。



小「なんやねん、邪魔すんなやー」

藤「これ、先生が上の方に貼ってほしいんやって」



そう言って藤井くんが渡したのは風景画だった。



小「黒石せんせーのやつ?ほんまこういうの好きやなー」

藤「望、背高いから望がええんやって」

小「はぁ?意味わからん。めんどくせーなー···」

藤「いってらー」



望くんは気だるそうに反対方向へと歩いていった。



『さっきの絵、水墨画みたいできれいだったね』

藤「···なぁ○○。ちょっと話あんねんけど···、」







藤井くんが連れて来てくれたのは、屋上だった。
日差しが眩しく、暑い。



『どうしたの?』

藤「いや、俺の勘違いの可能性高いんやけど···」



藤井くんは、言うのを迷っているようで、
口を開けたり閉じたりをしている。
やがてためらいがちに口を開き···



藤「······○○って、色見えへんのちゃう?」



え____

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