第13話

13
300
2019/12/17 10:04
あなたside






あなた
あなた
((また、、LINE来てる…💬




実は1週間前からソジュンさんのLINE、無視してます。






なんで無視しているのかというと、ソジュンさんと出会って2ヶ月が経った頃。















〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






今日は中学からの大親友、きょんちゃんこと佐野恭子ちゃんがやっと一人暮らしを始めるので引越しのお手伝い&お泊りに行きます!








恭子
恭子
あなたーー!こっちこっち!!




声の聞こえる方を見ると大きな引越しトラックのある前にきょんちゃんを発見!!


あなた
あなた
きょんちゃん!!!





















きょんちゃんに案内されて4階の新居らしき部屋へ案内された。








あなた
あなた
っ!!!!😳😳
恭子
恭子
あなた??
…あ、荷物、置けそうな場所ないわね((アハハ
あなた
あなた
アハハ、、じゃないよ!この量!!





そこには、大学生の1人暮らしの部屋には想像もつかない量のダンボールがあった。




あなた
あなた
きょんちゃん…
何をこんなに家から持ってきたの?
恭子
恭子
あはは〜〜、😅
だってせっかくの一人暮らしよ!
今まで禁止されてたこの子達!飾り放題じゃない!🤩🤩










そう。きょんちゃんはもの凄いアイドルオタク。


でもきょんちゃんのパパとママは検事さんっていうちょ〜〜エリートだからかアイドルなんてしょーもないって趣味を受け入れてもらえなかったんだって。












恭子
恭子
ふふふふふ、、、
今まで隠していたグッズやポスターでこの部屋を埋め尽くさないとっ!



そう言って不気味な顔をするきょんちゃんに少し恐怖を感じながらも、楽しそうだな〜って呑気に考えていると、



恭子
恭子
あ!あなたはそこのケーポって書いてあるダンボールをどんどん開けてって頂戴!






そう言われて山積みのダンボールへ向かい、その中からケーポの字を探そうとすると、





あなた
あなた
っ!!!!きょんちゃん!
もしかしてこれ全部?!?!
恭子
恭子
へっ??
当たり前じゃない〜〜






気が遠くなる量のダンボールを一つ一つ開けていこうと1番手前にあるダンボールを手に取った。

まさかこの中に、あの日出会った「あの人」がいるなんてこれっぽっちも思わずに。






そのダンボールには大きな字で

















































































「BTS」と書いてあった。



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