あのね、、、
あなたが俺ん家にいる理由から話したほうがいいかな。
長くなるけど。
それも気になってたんだよね。
だよね。
あなた、ちゃんと親いるんだよね。
両親が、5歳の時に離婚して、
お母さんの連れ子になったんたんだ。
お母さんは夜な夜な遊びまくって、
いろんな男家に連れて、何人目かの男と再婚したのよ。
そしたら、だいぶ暴力男でさ、
朝帰ってこればあなたに暴力して、
夜はお母さんとまたどっか遊びに行って。
俺、あなたが夜歩いてるの何回か見たことあって、一緒にいてあげたんだ。
ご飯あげたり、遊んであげてたのよ。
いつもお腹空かせてて、でもお母さんは大好きだって言っててさ…
聞いてたこっちが辛かったよ。
たった5歳の女の子がさ…
それで9年ぐらい前かな、真夜中に泣きながら俺ん家に来たんだよ。
お腹、刺されてたんだよね。
お母さんとお父さんに刺された。って泣きながら来たんだ。
すぐ病院連れて行って、
警察にも連絡したんだけど、
刺したっていう確実な証拠がなくてあなたは家に戻されたんだ。
でも、またその半年後にあなた来て、
お父さんに入れられた!って泣きながらまた来たんだよ。
タトゥー入れられたんだった!って。
それで、児童相談所に相談して、
俺が引き取ることにしたんだ。
あなた、中々口聞いてくれなくて、
デビューした7年前にやっと聞き始めたぐらいで。
俺がダンス教えて、同じグループでデビューしたら辛いことも忘れられるかなと思ってさ。
でも、やっぱそううまくは行かないよね。
あなた、よく寝ながらお母さんって言ってるんだ。
あなたがこのこと皆に言いたくないって言ってたから7年も隠し続けたけどやっぱ皆気になってたよね。
そんなことあったんだ…
なのに、俺、何も知らずに…
だから、亜嵐君は悪くないって!!
とりあえずその丘にあなた迎えに行こうか。
そして、皆で話そうよ。
そうだね
皆であなたがいる丘に向かった。
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- 青春・学園
推しが私の幼馴染だった件。
📺)西村「実は幼馴染います!」 「ニシタクと幼馴染になれる世界どこだよ」( 母「ニシタク?」 「うん。ニシタク。西村拓哉ね」 母「どの子?」 「この子だけど...」 母「あら、拓哉くんじゃない。」 「、、、ん?」 「え、何。お母さん知ってんの?」 母「知ってるも何もあんたの幼馴染よ」 、、、「は?」
favorite 41,394grade 5,368update 2024/04/14 - ノンジャンル
小さな白雪姫
「この子を…守って欲しい。」 滝沢君から預かったのは… 『………………………』 家族に見捨てられた女の子でした
favorite 366,754grade 6,768update 2024/04/14 - ノンジャンル
LDHの紅一点はまだ12歳の小学生でした
いじめの過去は私の実の過去です 見てくれると嬉しいですあらすじは1話の初めにを見てください
favorite 3,975grade 356update 2024/04/05 - ノンジャンル
塩で有名なRMPGの紅一点は吉野くんに愛されてます!
塩で有名なTHERAMPAGEの紅一点のあなた。 そんなあなたはメンバーの吉野くんに愛されすぎてます!
favorite 41,124grade 1,541update 2日前 - コメディ
ストの無気力マネージャー
無 気 力 が ー る の S i x T O N E S 愛 さ れ マ ネ ー ジャ ーで す が ...最 初 は 嫌 わ れ て い た ん で す 。
favorite 131,059grade 10,749update 2024/03/28
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るONE N’ ONLYオーディオドラマ原案コラボコンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- 恋愛
僕とあの子、あの子と僕
難病を患った2人の恋 叶うか叶わないかあなたはどっちだと思いますか?
- 青春・学園
私はマネージャー(仮)~男子バスケ部入部します!~
2017年全国中学校体育大会。そこでは1人の少女が注目を集めた。 弥永(みよう)中学校女子バスケットボール部3年、ポジション:パワーフォワード、羽屋 瑠偉奈(はや るいな)。彼女のプレーには目を見張るものがあった。誰もが高校での彼女の活躍を期待した。だが、彼女は2018年のインターハイに姿を現さなかった。 なぜなら────。 この小説はフィクションです。実在する大会などに関係はありません。 米印の単語の意味は、作者がバスケをしていたときの知識やインターネットから引用しています。間違っていたら指摘していただけると幸いです。 表紙:ノーコピーライトガール様
- ミステリー
最後の審判
同窓会をきっかけに、小学五年生の頃の記憶が蘇る。…記憶の中の自分達は、神と契約してこの地にとどまる怨霊を祓っていた。なぜ突然記憶が蘇ったのか。自分達には何ができるか。謎は、紐を解くように簡単ではないのである。 ミステリー、ホラー、コメディ、トラジティ。要素は様々。あなたはどう見る? 表紙、その他イラストは私 (チャプターの数を数えています) 第一章 6年越しのプロローグ 始発 一話 不穏な同窓会 二〜十五話 記憶共有 十六〜 黒い影編 十九話〜二十八話 ロンドン橋の少女編 三十一話〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。