) え。何あの子。
) 春夏秋冬王子と仲良いアピですかぁ?
「 いや。あの、」
侑「 大丈夫だよ 」
「 う、うん 」
) うぜぇ。笑
)めざわりー。笑
「 っ、」
耐えきれなくて私は逃げ出した
侑「 え、ちょ… ! 」
ひたすら走って走りまくった。
)ドンッ
「 いった、」
?「 いや、こっちのセリフ 」
「 あ、すいません。」
そこから逃げようと思って走ろうとすると
!?
腕を掴まれた
「 あの、」
?「 こっちみろよ 」
「 へ? 」
?「 あなた 、」
名前を言われてびっくりもしたけど
誰かもわかった。
ぜっったい 山田さん 。
「 あの、ごめんなさい、」
涼「 まてよ、なんで急に避けんだよ 」
「 避けてなんか 」
涼「 避けてんだろ! 」
急に大きな声で言われてびっくりしたし
怖かった
涼「 ごめん、今のは悪い 」
「 いえ 」
涼「 なんで避けんの。寂しいよ 」
そう優しく囁いて抱きしめてくる。
やっぱずるいや。この人。
「 ごめんなさい 」
涼「 ちゃんと構ってね? 」
「 うん 」
可愛いと思ってしまう自分が嫌いだ。
許したけどあの女の人は誰だったのか。
ま、いっか。笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。