第12話

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2018/06/05 07:15






『 ん、ん 、』










私はあの後 泣き疲れて 寝てたみたい。










侑『 おきた? 』

『 知念さ 、ん ?』









目を開けると 知念さんの顔が 目の前に 、










『 んわ ッ !』










私はビックリしすぎて 飛び起きた 。
そしたら 知念さんと顔を ぶつけてしまった。








侑『 ッ 、』

『 ご、ごめんなさい、』










私は ソファーを降りて 正座して 頭を少し下げた

すると









侑『 大丈夫だよ? 笑 』










そう言って 私の髪の毛を くしゃくしゃと 撫でた










『 よ、よかった です!』

侑『 それよりごめんね 』

『 へ? 』










急に謝られても 全然なんのことか、










侑『 涼介のこと 』

『 あ、』










あれは仕方ない 知念さんが謝ることないのに










『 知念さんは悪くないですよ、』

侑『 ううん。あんなの見せないように僕がずっと側にいたらよかったんだ 』










心配させちゃダメだ。迷惑かけちゃダメだ。










『 わ、私は!全然大丈夫です、!』

侑『 ほんと? 』

『 はい!心配してくださってありがとうございます、!』










ほんとは 全然大丈夫じゃないけど、うん、
でも 大丈夫じゃない理由は 自分でも わかんなかった









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