仲原side
仲原「·····まだ飲むん?」
1軒目で西畑と流星と分かれて←結局一緒
私も帰ろうと思ったんやけど
長尾『なに帰ろうとしてるんや!』
って引き止められ、タピオカを巡ること
3軒目·····
さすがに腹が·····
長尾『何言ってるの。まだ3軒目だよ』
仲原「ま、まだ·····」
道枝『(苦笑い)』
腹がはち切れる·····
道枝『長尾、ちょっと休憩せえへん?』
仲原「それ!それがいい!」
さすがみっちー
私のことをよう分かっとる
長尾『えー·····わかった』
長尾も渋々椅子に座る
長尾『これくらいでギブなんて、あなた、ホンマに高校生なんか?』
仲原「ケンカ売ってんの?同じ学校じゃボケ」
道枝『まぁまぁ·····笑』
長尾『てか宿題終わった?』
道枝『そりゃ』
仲原「··········」
道枝『·····これ終わってないな』
仲原「なっなにを言ってるんだか!!お、終わってるに決まってるし!!」
長尾『あ、そうなんや。じゃー見して!』
仲原「無理」←
長尾『即答!!!泣く』
道枝『絶対終わってへんやろ』
仲原「·····その通りです」
長尾『ちなみになにが終わってないん?』
仲原「英語と国語、社会のドリルと作文は終わらせたから·····あと、数学と理科のドリル·····」
道枝『わ〜大変笑』
仲原「もーやだー!!なんで宿題なんてあるの!!!いらん!」
長尾『その通りだ!!!』
道枝『長尾も終わってないんかい』
長尾『てことでみっちー!!』
仲長『「宿題写させてください!!!」』
道枝『は、はぁ?!』
仲原「な〜ええやろ?お願い(上目遣い)」
道枝『なっ·····//ったく今回だけやからな!』
仲原「やったー!やっぱみっちー好きや」
道枝『は、はぁ?!///』←2度目
長尾『お、(ニヤニヤ)』
道枝『ニヤニヤすんな!』
長尾『タピオカ買ってこよーっと』
仲原「長尾ー私のも」
道枝『まだ飲むん?』
仲原「気が楽になった」
長尾『それな〜』
道枝『なんやそれ·····』
このあとまた飲んで、みっちーの家に行きました
ちゃんと宿題写させてもらった←
ホンマに宿題なんていらん!
あとしばらくはタピオカ見たくない!!!(
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。