第3話

岸家
2,626
2018/07/22 01:00



両親が亡くなってから、何日もたっても、


泣き出すことも、多かった。



「お兄ちゃんッ……グスッ…お母さんと、お父さんが、い、ないとぉッ…」


「あぁッ。悲しいよな…わかってっから。頑張ろ?俺が側にいるから……」



それでも、お兄ちゃんは優しく抱いてくれて…






少し反抗期だったお兄ちゃんは、


ずっと、私の側にいてくれて、

優しくなった。たまに、ウザくなるけど








だから、モテるだろうけど、彼女なんか、作らずに、

ずっと私のためにって、やってくれた。












そんなこんなで、



もう私は、高校1年生。



お兄ちゃんは、大学生。

今年で卒業みたい。






学校の子とも、仲良く出来てる。


中学生から同じクラスで仲のいい、

紫耀 廉 海人 も、同じクラスで一緒にいる




なんで男子なのか、わからないけど、


いじめられることもない。




そして、お兄ちゃんの友達の、

玄樹君 勇太君 も、よく遊びに来る。


だから、その5人が一緒に家にやって来る事が多い。




毎日毎日、

親友のりなや、他の女の子とも仲良くできてて、





楽しいんだ。





これも全部、お兄ちゃんのおかげ。



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