第3話

第3話 (841字)
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2020/01/10 08:58
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私達?
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私達はね〜
その人はまるで踊るように、軽やかに言った



























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天使
天使
"天国と地獄の案内人"よ
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
案内人?
天使
天使
そう、案内人
天使
天使
私の事は天使とでも呼んでくれればいいわ
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
そっちの人は?
天使さんの隣にいた、険しい顔をした女の子。
この子も天使なんだろうか
悪魔
悪魔
俺は天使なんかじゃねえよ
え、なんで!?
声に出したりしていないのに、その子は私の心を読んだようだった。
悪魔
悪魔
フゥ...俺達は人の心が読めるんだ。そっちの方がやりやすい事もあるしな
悪魔
悪魔
俺のことは悪魔とでも呼んでくれればいい
天使
天使
言ったでしょう?"天国"と"地獄"の案内人って
天使
天使
私が天国への案内人
悪魔
悪魔
俺が地獄への案内人だ
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
じゃあ、ここは死後の世界......って事?
天使
天使
ええ、そういうこと
悪魔
悪魔
妙に落ち着いてるんだな
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
どういうこと?
落ち着いている?どういうことだろうか。私はただいつもどうり反応しただけだ。
悪魔
悪魔
大抵の奴らは皆、死んだという事実に困惑して正常な反応は出来ない
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
そういうことね
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
だって、やっとさよなら出来たんだもの
天使
天使
さよなら?何からかしら
天使さんは相変わらずニコニコしながら、歌うように私に聞いてくる。
私はその疑問に答えた。
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
もちろん「馬鹿げた世界」からよ
天使
天使
「馬鹿げた世界」ね......
天使
天使
どうしてそう思うの?
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
だって考えてみて?
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
学校なんてちっぽけな集団なのに、人はそこで弱者を傷つけ始める
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
"愛"を感じられる人なんて、ごく1部の人間だけよ
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
いくら頑張っても努力は報われないし、「もっと頑張れ」と言われる
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
馬鹿げてると思わない?
悪魔
悪魔
ハハッなかなか面白い考え方をするな
天使
天使
....そう?私は世界は素晴らしいと思うけど
悪魔が口角を上げながら言うのに対し、天使さんは少し困ったような表情を浮かべながら答えた。
悪魔
悪魔
天使には「さん」付なのに俺は呼び捨てなんだな
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
あ、嫌だった?
悪魔
悪魔
いや、別にいい
悪魔
悪魔
そういや、聞かなくていいのか?
何を聞くんだろう?
天使さんは何かに気づいたような表情で言った。
天使
天使
あ、忘れていたわ
悪魔
悪魔
おいおい、忘れるなよ
天使
天使
ごめんなさいね〜
_花澄@カスミ_
花澄カスミ
聞くことって?
天使
天使
ねぇ花純ちゃん
天使
天使
貴方は_____

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