第83話

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2020/09/13 11:51
心配しないでくださいって、、、



無理だよ、、、、、







だって、、、、
グク
グク
ヌナ笑
顔が曇ってますよ?





そう言って笑うあなたの笑顔は、






いつもと違うんだもん。












あなた

グクくん、、、








口角は上がりきっておらず、




目じりのシワもない。








変わらないのは、純粋な瞳だけ。、









グク
グク
ヌナ。その手紙、ずっと持っててくださいよ?約束です。
あなた

うん。わかったよ。





そう言って、顔を合わせて笑いあった。




















グク
グク
ゴホッ...ヴ...ゲホッ…
あなた

グクくん、、?!





すると、急に咳き込むグクくん。



どうしよう。ナースコール、、?









お願い。助けて、、、、、、













私は急いでナースコールすると、グクくんの手を握った。










グク
グク
ヌナッ…ゴホッ…



苦しそうにするグクくんを見て、私は涙が止まらなかった。








グク
グク
苦し…ぃ… 助けて……ゴホッ…




この時初めて、グクくんは私の前で、弱音を吐いた。










相当辛いのだろう。










この辛さが、私に乗り移ってしまえばいいのに。












あなた

大丈夫だよッ 看護師さん呼んだからねッ

医者
医者
大丈夫ですか、?
あなた

え、?







私はナースコールを押したのに、先生と、看護師数人が一斉に来た。










そんなに重症なの、?






ねぇ、いやだ。。






あなた

先生っ!助けてください!

医者
医者
わ、分かりました。落ち着いてください。
 




どこかへ運ばれていくグクくん。










私は既にパニックになっていた。








『落ち着いてください。』




看護師さんが私に何度も言う。















無理だよッ………












グクくん……まだ














だめ……



















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