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222
2020/09/24

第25話

25
あなた

スンチョルさんと離れればきっと死ぬのが怖い気持ちもなくなると思う。

あなた

スンチョルさん自体に迷惑をかけることも無くなる。

あなた

好きだから、離れるんです。

看護師
看護師
あなたさん...
あなた

いいんです。スンチョルさんはまだまだ未来があるから。

あなた

お願いします。転院。

看護師
看護師
わかったわ....。
看護師
看護師
じゃあまた後で来るからね。
あなた

はい。









---ジョンハン---

あなた

好きだから、離れるんです。

そう聞いた俺は、咄嗟に病室の前で足を止めた。


離れるんです?


どういうことなの?









ここに来る前、日勤に行くスンチョルに会った。

凄く幸せそうな表情をしてたのに?









どうなってる???










考えを巡らせていた時だった。










あなた

お願いします、転院。






転院?


転院ってなんの話し?


あなたちゃんの事は聞かなくても


スンチョルがべらべら話すから、色んな情報を知ってる。


でも転院の話なんて1度もされた記憶が無い。










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看護師
看護師
あっ....ジョンハンくん....
ジョンハン
ジョンハン
あーーーーども...



看護師さんと入れ替わりで入ってきたハニ。


表情が暗い....
あなた

ハニ.......

あなた

もしかして.....

ジョンハン
ジョンハン
...聞いてた
ジョンハン
ジョンハン
ごめん
あなた

いや.....大丈夫。

ジョンハン
ジョンハン
転院って、近くのどっかいい病院ってことだよね?
あなた

...そうだと良かったんだけどね

ジョンハン
ジョンハン
俺にも、言えない?
あなた

ハニには、言っておこうかな。

あなた

でも、絶対スンチョルさんには言わないで...

あなた

スンチョルさんにはスンチョルさんの未来を歩いて欲しい。

ジョンハン
ジョンハン
.....
あなた

そして、スンチョルさんの隣にいてあげて欲しい。







ハニに全て打ち明けた。


もうすぐ遠くの小さい病院に行くことを。











抗がん剤治療はもうしない。











緩和ケアに移ることを....。









ジョンハン
ジョンハン
緩和って...
あなた

辛いの....全身が痛くて......っ...

あなた

ついこの間まで歩けていたのに歩けなくなった

あなた

食べることが好きなのに、戻すようになった

あなた

呼吸したいのに溺れるかのように息が吸えなくなった

あなた

辛い......っ....

あなた

もうっ.........無理ぃっ.....

ジョンハン
ジョンハン
あなたちゃん.............
ジョンハン
ジョンハン
緩和ってことは痛みをとるだけで、治らないんだよ?
ジョンハン
ジョンハン
スンチョルはどうなるの?
あなた

わかってる....いいの....っ...もう........

あなた

私を、解放して欲しい.........っ

ジョンハン
ジョンハン
...........スンチョルには、黙っておく...。
あなた

ありがとう........ごめんね...............






---ジョンハン---

涙ながらに訴えるあなたちゃん。


前よりも細く、小さくなった。


この小さな体で、スンチョルの未来を守るために必死になっている。







じゃあ、あなたちゃんの最後の願い



ちゃんと聞きいれてあげよう。








スンチョルには内緒にすることにした。











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