第5話

気になる
1,958
2020/04/27 00:00
あなた

(今、何時なんだろ…)

あなた

(私、さっきのアイクさんの顔が
 気になっちゃって眠れないや)

喉が乾いた私は階段をおりてキッチンへむかった。










アイクside
アイク
(あなたのあの時の表情が
 気になって寝れない…。)
アイク
(リビングで本でも読もうかな…)
そう言って俺は階段をおりた。
本を読み始めて数分がたったころ…。



タッタッタッ…。
アイク
(……!?)
階段の方から音がした。誰だろう。
あなた

あっ……。

アイク
(……!この声はまさか!)
あなた

アイクさん、まだ起きてたんだ。

アイク
うん、ちょっとね。
そう言うあなたちゃんこそ。
あなた

あ、私もちょっと……。

そう言って彼女はキッチンの方へ行ってしまった。
静まりかえったリビングには、
俺が本のページをめくる音だけが響いていた。





あなたside
あなた

(……!誰かいる!誰だろ。)

あなた

(ん?コレは……。)

あなた

あっ……。

思わず声を出してしまった。
読書の邪魔、しちゃったかな…?
でも、このまま何も言わずに
通り過ぎるのも変だよね…。
あなた

アイクさん、まだ起きてたんだ。

アイク
うん、ちょっとね。
そう言うあなたちゃんこそ。
あ、そっか。私もそう思われるよね。
あなた

あ、私もちょっと……。

そう言うと、私の足は勝手に歩き出していた。
あなた

(アイクさんのこと考えてたって
 バレてないかな…?)

私は一気にのどに水を流しこんだ。
あなた

ゴホッ!

あなた

(ながしこみすぎた…。)

誰もいないキッチンに、
私の心臓の音だけが響いているかのように感じた。
あなた

私、アイクさんに
さっきの顔のこと聞きたい!

そう思うよりも先に、
体はアイクさんのもとへむかっていた。
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作者
ちょっと短すぎたかも…?
作者
あと、これからは投稿時間を
決めるつもりなので、決まったらまた
お知らせしまーす!
作者
じゃ、…?
クミ
(ギロッ)
作者
ちょ、怖いからやめてw
クミ
(ギロロッ)
作者
あ、はい。すみませんっ!
作者
私の出番が少なすぎだ!
ということですかね?
クミ
(コクコク)
作者
もうちょっと先で大活躍しますから!
今はちょっとの辛抱です!!
クミ
(╯︵╰)
作者
じゃ、また次回〜!

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