アイクside
バステンさんが家を出てから
もう何分たったのだろうか。
そう思い時計を見ると、
まだ3分ほどしか経っていなかった。
誰か、早く帰ってきて…
そう思ってしまう自分がいた。
だって、耐えられないですもん。
隣にクミさんがいて、
しかも2人きりだなんて。
俺、。
もうダメだ。ごめんなさい。
そうして俺はクミさんの唇にそっとキスをした。
ダダダダッヘ(。><)ノ
最後まで言う前に
クミさんは部屋へ行ってしまった。
そりゃあ、逃げるよな。
近づけたと思ったのに
遠くなってしまった。
ココロの距離って難しいな。
そう思っていると、家のドアの開く音がした。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。