バステンside
ガチャガチャ
僕たちはwatoさん達と分かれた数分後に家に着いた
分かれた後も今も、。
気まずい。
だって、この2人と一緒なんですよ?
僕なんか邪魔者じゃないですか……。
コポコポ(お茶を入れる音)
よろけて転びそうになったアイクさんの事を
クミさんが咄嗟の行動で支えている。
時間がたってこの状態の恥ずかしさに
気づいた2人は
あくまでも自然を装いながら離れあった。
2人が照れてるのなんて、バレバレなんですよ…
僕なんかいない方がいい。
そう思えた。
僕は足早に家を出た。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。