晶哉side
とある街のバス停←
雨が降っているのにも関わらず傘もささず佇むあなたがいた
『濡れとるけど大丈夫です??』
制服もまだぶかぶか
1年??
あなた「あ,大丈夫ですよw」
「傘忘れちゃって…w」
『僕の使います??』
なんで俺後輩に敬語使ってんねやろ←
あなた「いいんですか!?」
俺はその笑顔にやられた(
その笑顔を傍で見ていたい。
そう思った
それから毎日そのバス停で会うようになった。
話していくうちに
あなたちゃんはイチゴが好きとか
けーぽっぷが好きとか
色んなことを知った
ついには,
『あのさ,俺と付き合ってくれへん??』
あなた「はいッ」
カップルになった
何年後か(
カーンカーン
ゆっくり歩いてくるあなた
純白のドレスにベール
そう今日僕らは
“結婚式”を挙げるんだ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!