第6話

作詞作曲(上松さんsaid)
602
2018/11/07 06:57
てかさー、社長も社長なの。

急に、愛藍さんの曲を6月中に書けって言われても無理なの!難しいの!

ほんと、昔から振り回されるわ~。
愛藍さんも、愛藍さんで、
主人公
曲ですか?そうですね~、他の女性声優さんとは違うような……何か蒼井先輩みたいな曲がいいです!
みたいなこと言うし。

ほんと、翔太のこと好きだよね~。

本人は、隠しているみたいだけど、

外部から見たら、バレバレだっつーの。
主人公
上松さんは、素晴らしい作詞作曲編曲家なので、あとは任せます!期待しています!
愛藍さん曰く、僕のことは元から知っていたようで(水樹奈々や蒼井翔太のファンだから)、期待しているんだろう。
あー終わんねぇよ。
☂️6月☂️
もう、6月に入った。

期限は、6月の初旬。

上松範康
終わっ……た……
期限ギリギリ。

さっそく、Sに持っていく。
佐藤ひろ美社長
やっほー!
主人公
上松さん
上松範康
やぁ、二人とも。ちゃんと、終わったよ。
主人公
お疲れ様です。
上松範康
今日、翔太は?
主人公
蒼井先輩は、お仕事です
上松範康
あっ…そう。
だから、元気がないのか。

分かりやすい子だ。

蒼井がいないだけで、こんなにテンションが違うものなのか。
主人公
題名は……「せんぱい」 
上松範康
うん。先輩に想いを向ける後輩の歌だよ。
主人公
……
気づいただろうか…

これは、翔太と愛藍さんに向けての歌なんだけど。
上松範康
で、これが2曲目。
主人公
「がっこう」
テンションが低すぎるなー。
主人公
流石は、上松さん。素敵な曲をありがとうございます。
上松範康
いえいえ。どういたしまして。
主人公
蒼井先輩にも、連絡しよう
と、ポケットからスマホを取りだし、翔太にLINEにでも連絡するんだろう。

少し、笑顔になった。
佐藤ひろ美社長
じゃぁ、レコーディングは一週間後。翔太と来てね。
主人公
はい。失礼します。
一週間後のレコーディング。

楽しみだなぁ。

プリ小説オーディオドラマ