放課後にカラオケ店での合コンに誘われた。多分いや絶対、引き立て役だ。
写真を見せられた。みんな茶髪で髪を散らしてる。黒髪もいたけど何か勘違いしてそう。
それに頭悪そう
そう言って合コンの参加を承諾した。
そう言いながらカラオケ店へ向かった。
個室に入ったら男3人がいて、写真より頭悪そうに見えた。
これは完全に無理なタイプの男子だ。
A子、お前どうした? こんな男に対して猫かぶるな
お前もどうした!?
この中ではマシな男子が私の名前を呼んだ
慣れている男は、展開が早くて怖いと感じた。それに1番無理なタイプの男子が逆となりで辛い
話しかけて来るな!
うわっ、こいつ男子なのに小文字使いやがってる。
B子はぶりっ子男子に釘付けじゃん
B子、捨てられる前に現実に戻ってこい!
そう言ってA子達を睨んだ
すぐに目線をそらされた
カラオケは何事も無く2時間が経過し、お開きになった。
帰り際に1番無理なタイプの人と隣の席を誘われた人とLINEを交換した。
この後めんどくさそうだなと思いながら、家路を急いだ
今日の事を滉介に報告したらなんか怒った。
急なヤンデレモードに入った滉介の事を引いたが通常営業で対応した。
あの3人と一緒に撮った写真を送ったらもっと怒った。だから、なんで怒ってるんだよ? お前は私の彼女か?
意味不明な事送って来るな
気持ち悪くて吐いてるスタンプをおくった
そう送って布団に潜った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!