「「「「「「りょーかい!」」」」」」
あれは、まだ小さい頃だったっけ。黒髪に赤目って不吉っぽくてみんなに嫌われてた時、偶然行った海辺にボクと同じ。黄色い目をしているこがいた。
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マフユ。
タイヘンタイヘン。ツグハガ…
コレ、コノ動画…コレ、ツグハ。
ソウ。デ、コレ。
ツグハ、ズット辛カッタ。イッカゲツ、ガンバッタ。
「まふまふさん!この子の曲聴きましたか?みなさんのことリスペクトしてるみたいで…でも悲しみがまざってるんです。でも、最初は名前違ったんですよ!今はつむぎ何ですけど、この前まで琴音って名前だったんです!すごいですよね!失礼しました!」
マフユ。羽衣…使ッテ
ソウ。マフユノ羽衣ジャナイト助ケラレナイ
もうお前を失いたくないんだよ…!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。