第10話

罪と罰
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2018/03/22 10:49
私が起きたのは、三時間後のことだった。

ベットの横には、先生がいた。
あなた

先生‥、先生‥、

鈴木先生
ん‥起きた?
あなた

先生。

抱きついた。
鈴木先生
どうした?
あなた

産めるかな。私、

鈴木先生
大丈夫。産まれたら東京に行こう。

な?三人で行こう
あなた

うん‥、



〜一週間後〜

もうすぐ、子供が生まれる。

だから、私は学校を休んで入院することになった。

その前の日のこと。
校長先生
静止くに!
と、校長先生が全校の前に立った。
校長先生
教師の子を妊娠したものは、死刑!

事実を隠した者も死刑!
ドッキ。

夢で見たのと同じ。どうしよう。急に怖くなってきた。
校長先生
以上!椎名あなたと、鈴木先生は生徒指導室に来なさい。
と、言われた。

私は、先生と一緒に生徒指導室に向かった。

私はすごく震えていた。
鈴木先生
大丈夫か?
あなた

だ、大丈夫。

鈴木先生
‥、
嫌な予感がする。とても。

怖い。
校長先生
座りなさい。
罪と罰。幸せになるためには罰を受けなきゃいけなかった。
あなた

失礼します。

鈴木先生
‥‥
私達は、椅子に座った。

目の前に、二枚の写真を置かれた。先生とキスしてる写真。
校長先生
なんです?これ
恐怖で震えていた。

怖いけど、お腹の子を守りたい。そう思った。
鈴木先生
合成です
あなた

合成です。

校長先生
合成じゃないでしょうが!
と、大きな音を立てられた。
あなた

う‥‥、

鈴木先生
椎名もおびえてるじゃないですか、
やめてください
校長先生
‥あなた達が何回か家に泊まったのを見た人がいるんです。
あなた

違います。

ばれやら終わり。そう思うと胸が痛くなった。
鈴木先生
それがどうしたんですか?事実ではありません。
あなた

‥‥う‥

急につわりが来た。
鈴木先生
あなた!あなた!
遠くで先生の声が聞こえた。

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