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第9話

第4話 1人は2人へ
鈴風 舞
鈴風 舞
…行ってきます…
誰も居ない家に向かってつぶやく。
いつか、私の声に反応してくれる人が居たらな…
なんて、思いながら今日も学校に登校。
いつもの辛い学校生活が始まると思っていた…
唯
あ、おはよう!!
校門前でたまたま会った唯さんがブンブン手を降っている。
…地味に目立ってる…
鈴風 舞
鈴風 舞
お、おはよう…
佐川さん達は居ないよね…??
良かった…
でも、周りを見てみると私と同じように下を見ている子がいた。
みお
みお
耳と尻尾…??
生まれつきなのかな…??
唯
ん?どうしたの??
鈴風 舞
鈴風 舞
…何でもないよ…
大丈夫かな…??
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花崎 圭
花崎 圭
鈴風 舞
鈴風 舞
ビクッ
花崎 圭
花崎 圭
圭君とは、席が近い為時々目があうけれど…
彼は冷たい目線を送ってくる。
まだ、信じてるから…
私がカッターナイフで刺そうとしていたと…
唯
最近の花崎君はなんだか変だよねー…
鈴風 舞
鈴風 舞
…変??
唯
何か、あったのかな…??
クールだったのに急に冷たくなった…とか…??
そんなこと無いか…
冷たくなったと感じてるのは…私だけ…
唯
急に“冷たく”なりましたよね…??
私だけじゃなかった…
やっぱり、冷たくなってきてるんだ…
花崎 奏
花崎 奏
失礼しまーす!
お兄ちゃん〜!!
花崎 圭
花崎 圭
ん?何だ??
花崎 奏
花崎 奏
はい、お弁当。
花崎 圭
花崎 圭
えっ!?
花崎 奏
花崎 奏
忘れ物。
花崎 圭
花崎 圭
…ごめん、ありがとう。
花崎 奏
花崎 奏
どういたしまして。
唯
平和だね〜
鈴風 舞
鈴風 舞
…今わね。
唯
あの2人を見ているとほのぼのする。
けど、何だか胸が苦しくなる。
いつも平和って訳じゃない。
いつか平和が無くなる事だってある。
それはどんな人でも誰でも同じ事。
…私は、少し早かっただけ。
私は、平和を知らない。
生きようと必死だった。
でもね…最近、薄々気づきだした。
“私って死んだ方がマシなのかな”…??
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唯
わー終わった終わった!!
舞、一緒に帰ろ〜
鈴風 舞
鈴風 舞
…良いけど…
いつもならここであいつらが…
唯
…来てもあたしが追い返してあげるよ!!
大丈夫、大丈夫!!
鈴風 舞
鈴風 舞
う、うん…
でも、帰っても良いことない…
クラスメート
唯さん、先生が呼んでるよ。
唯
…あたし、何かしたっけ…??
クラスメート
さぁ…?
とにかく行ってみたら??
唯
分かった、ありがとう。
舞、あれだったら先に帰っててね。
鈴風 舞
鈴風 舞
うん。
次々に帰って行く生徒達。
それを下から見ている私と…
花崎 圭
花崎 圭
…帰らないのか??
鈴風 舞
鈴風 舞
え…あ、うん。
私は、唯さんを待ってるだけだから…
花崎 圭
花崎 圭
そう…
俺は、帰ったって何にもない。
だから、しばらくはここに居る。
鈴風 舞
鈴風 舞
夜になったら危ないよ??
小学6年だからって言って…
花崎 圭
花崎 圭
俺たちにはもう、帰るところがないんだよ。
全てを失ったも同然だよ。
後は、言いなりになるしかない。
…本当に何かあったんだね…
花崎 圭
花崎 圭
人間何か信じたくない。
私と同じだ…
この歳で、何かを背負うのは1番辛い事。
そんな時、ポロンポロンと音が聞こえて来た。
…音楽室からだ。
気になって私は見に行ってみた。
花崎 奏
花崎 奏
ええっと…これがこうで…あれがそれで…
鈴風 舞
鈴風 舞
難しそうなのひいてるね…
花崎 奏
花崎 奏
あわわっ…!!
鈴風 舞
鈴風 舞
ごめんなさい、驚かして…
花崎 圭
花崎 圭
…何やってんだ??
花崎 奏
花崎 奏
お、お兄ちゃん!?
花崎 圭
花崎 圭
はぁ…まあ、良いよ。
どうせ先生達には聞こえないんだし。
でも、そろそろ帰らねーとな。
花崎 奏
花崎 奏
うん。
花崎 圭
花崎 圭
お前は??
鈴風 舞
鈴風 舞
もう少し、唯さんを待つ。
唯
待たなくていいよ。
終わった☆
さぁ、帰ろ帰ろう!!
花崎 圭
花崎 圭
テンション高くない??
唯
まぁまぁw
花崎 奏
花崎 奏
そう言えばお兄ちゃん、“あれ”言わなくていいの??
楽しくなりそうな時に奏ちゃんが雰囲気を壊すようなセリフ。
でも、それは私に対してだった。
花崎 圭
花崎 圭
鈴風さん、あの時はごめん。
と、言われたからだった…