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第27話

【特別シナリオ】柊 水琴 #2
柊 水琴
柊 水琴
親父…これ、どういう事だよ…
全てを操る事が出来るやつなんて例え何百年先でも…何億年先でも俺は居ないと思っていた。
なのに親父達はそれを今現実、周りにいるかのように書いている。
…何を企んでいるのだろうか…

俺にははっきり言って分からない事だらけだ。
でも、明らかにこの場を見て言えることはただ1つ…
柊 水琴
柊 水琴
麗花さんはどこだ。
麗花さんが居ない。
2人で頑張ったのなら…
結果が分かったのなら…
自分達の想像した世界に少しでも近づけたのなら…
少なくともここには居たはず…

と、俺の勝手な思い込みで親父に問いかけた。
父
ああ、川崎さんなら屋上に居る。
ずっと、研究室に引きこもって疲れたからってな…
柊 水琴
柊 水琴
!?
少し、嫌な予感がした…
俺はあの時の言葉に気づいていなかった訳ではない。
川崎 麗花
川崎 麗花
そうですよね…
と、ボソッと放った一言。

少し疑問だった…
何故、研究を手伝う彼女が俺の
「手伝いたくない。」
の一言に同情していたのか…

その答えはもう……決まっていた。
柊 水琴
柊 水琴
麗花さんッ!!
川崎 麗花
川崎 麗花
み、水琴…くん…!?
どう…して…!?
屋上の手すりにかけるその手。
その答えは………
          “自殺”
柊 水琴
柊 水琴
麗花さん…!!
自殺なんてやめてくれ!!
俺は嫌だ!!
川崎 麗花
川崎 麗花
…水琴くん、私の最後のわがままに付き合ってくれませんか…??
柊 水琴
柊 水琴
何個でも聞いてやるッ!!
麗花さんが、死なずに済むのなら…!!
川崎 麗花
川崎 麗花
…昔、君と私は1度会っているのですよ。
その時の君は少し不機嫌でした。
それは、君が研究所を辞めた日です。
「その時、君は私にお別れの挨拶を交わしてくれました。」
「その後、私は君の分まで頑張ったんです。君が辞める少し前に入ったばかりだったので同じ研究仲間でも記憶には無かったはずです。」
「そんな私に柊さんが声をかけたんです。」
「『君のような人は俺の研究に手伝ってほしい…』と。」
「その時までは彼に不満など持ち合わせていなかったものですから…『良いですよ。』と、答えてしまいました。」
「そして、数ヵ月後…彼が何をしようか企んでいることを知ってしまいました…あの“地下室”です。」
「たまたま、気になって入ってしまいました…それがいけませんでした。」
「そして、私はその帰り道に彼と会ってしまいました。」
「私の顔色を見た彼は、『あの地下室を見たのか。』と、言いました。『いいえ』と、答えても『入ったのなら直ぐに確認すれば分かることだぞ』と、言われてしまいました。」
「仕方がなく、『…入ってしまいました。』と、答えました。」
「そしたら…私を使って研究する事が始まったんです。」
柊 水琴
柊 水琴
ま、まさか……
川崎 麗花
川崎 麗花
…そう、その通りです。
地下室に居た“彼ら”を使わず、無理矢理許可をとった私を使って研究をするという事です…
柊 水琴
柊 水琴
の、能力は!?
最初から隠してたか??
川崎 麗花
川崎 麗花
隠してましたよ…けど、直ぐに能力者だとバレてしまいました。
ある“機械”によって。
柊 水琴
柊 水琴
あの機械かッ…!!
あんな物俺が遊び半分に作らなければ良かった!!クソッ!!
川崎 麗花
川崎 麗花
大丈夫です。
水琴くんは悪くないです。
ここからがわがままになります…
柊 水琴
柊 水琴
…何ッ…??
川崎 麗花
川崎 麗花
“自殺を許して下さい”
そして……
“彼の計画を止めて…”
“今後、彼のような人が出てこない事を願います。”
そして……麗花さんは俺を見てニコッと笑う……
川崎 麗花
川崎 麗花
優しい君が“大好き”です。
“一目惚れ”でした……
また、会いましょうね!!










































































































































後に調べた所、彼女は令嬢だったらしい。
家出をして、川崎 麗花偽名で今まで過ごしていたそうだ。
俺があの時、ちゃんと助けれてれば…

何度も俺自身を呪った事があった。

この時が1番、人生で悲しかったし怒りに満ちた時だった。
そして……親父は死んだ。

原因不明の事故。

俺は天国には行けない…
理由は……親父を……
今後、親父みたいな奴を出さない為に俺は世界をこの手で“変えること”。
そして…
“世界をこの手で支配する事だ”。



【特別シナリオ】柊 水琴 END.