青side
いきなり桃にぃが来た時はびっくりした。
また、赤くんに何かするのかもしれない。
そんなことが心をよぎった。
どうやら赤くんに話があるらしい。
ゆっくり寝かせてあげたいが、
仕方なく横に眠っている天使を起こすことにした。
赤くんは様子からして桃にぃを怖がっている
もしかしたら味方になってくれるかも!
なんて、淡い期待を抱いているのは
僕だけなのだろう。
大丈夫。何かあれば僕が赤くんを守る。
体格差的に桃にぃに勝つことは
難しいため、
いざとなれば、赤くんだけで逃がす。
絶対助ける。
と目で赤くんに伝えようとすると、
赤くんに伝わったのか、
大丈夫だと伝えてくれた。
すると、それを見ていた桃にぃが、
ようやく、、
口を開いた。
赤side
桃にぃが俺に話があるらしい
正直とても怖いし、
緊張している。
何をされるのかな、、?
叩かれる?
蹴られる?
殴られる?
それとも、
犯される?
悪い考えしか出てこない。
すると、青にぃと目が合い、
絶対助ける!と、言う顔で
こちらを見ていたため、
大丈夫だと俺も伝えた。
すると、
ずっと黙っていた
桃にぃが口を開いた
不安な気持ちをつのらせながら
必死に頷く
すると、次に桃にぃから出た言葉は衝撃的なものだった。
青にぃも驚いていた。
え、
なんで、、、、
俺、
おれ、
ものすごく小さな声だったのに
兄たちは気づいてくれたようで、
え?
そういうこと?
桃にぃ悪くなくない?
だって、
だって俺
桃にぃの声を青にぃがさえぎった
俺が桃にぃに顔を向けると、
桃にぃは首を振っていた。
縦に、
と、青にぃはいう。
そう言うと、桃にぃは顔を下に向けた
そう言って、俺は桃にぃに抱きついた
すると、桃にぃは泣いてしまった。
だけど、すぐに涙を拭い、
と言った。
俺は嬉しくて、
といった。
すると、
青にぃが、
と言って、腕を広げたので、
青にぃの元に走っていって、
ハグをした
このことで、兄たちは喧嘩してたけどwww
これからは、
お話できる兄が一人増えました!
楽しくなる予感です!
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。