第8話

雨の香り
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2020/08/03 13:58



朝、窓を見ると雨が凄く降っていた。

天気予報では晴れのはずだったのに。


私はあのまま寝てしまったのだろうか?






早く先輩に会いたい。

何でもいいから、

このじごくから抜け出したい。







起き上がって部屋を見回すけど私以外居なかった。


正直ほっとしてしまう自分を感じる。

でもそれくらい許して欲しい。






急いで朝御飯あさごはんを食べ、学校の支度をし家から出る。






外はうっすらと雨の香りがしていた。



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