第38話

ゲーム snsk
366
2020/03/19 23:12
坂田side

さっきからずっと感じる視線

その正体は浦島坂田船のメンバーであり、

同い年の、恋人であるセンラ
最近は忙しく、最後に会ったのは浦島坂田船のメンバーとして集まっただけ

俺だって一緒にいたい

けど、明日、早くから用事があるため、それはできない
時刻は23:48

そろそろ寝よう

寝坊しないように俺は、寝室に向かう

ドアに手を置いた時、センラが話しかけてきた
センラ
センラ
…坂田
坂田
坂田
ごめん、
俺、明日早く起きないと
センラは後ろから抱きつき、服の中に手を入れてくる

その手の冷たさに身体がビクッと震える
センラ
センラ
…なら、ゲームしない?
坂田
坂田
ゲーム?
明日は朝早い、と同じことを繰り返そうとする

が、その言葉は発せられることなく、口は閉ざされた
センラ
センラ
坂田がここ触られて、声出さなかったら坂田の勝ち
センラ
センラ
でも、声出したら俺の勝ちや
俺の突起物を触りながらそう言った
坂田
坂田
…ちょっとだけ
俺はドアとセンラに挟まれ、逃げることはできない

だから“仕方なく”承諾した
センラ
センラ
時間は55分まで
センラ
センラ
それでええ?
俺は頷いた
5分間なら…そう思っていた

だが、始まったのは地獄

何度も声が出そうになった

俺はセンラを見る

センラは俺を見てニヤニヤしていた

余裕のある顔

負けたくない、
坂田
坂田
ッ…
あと、1分
30秒
10秒
そして、5秒
あと少し、そんな時に俺は気が抜けた
一瞬、力が抜けた

センラに支えられていたため、倒れなかった

でも、センラはそれを見て、

俺の突起物を強く弾いた
坂田
坂田
、あッ
我慢できずに、声を出してしまう
センラ
センラ
俺の勝ち♪
センラは上機嫌で言った
センラ
センラ
明日、頑張るんやで
先程の不敵な笑みではない、いつもの笑顔を向けられる
また何か言われないように、すぐに寝室へのドアを開ける
坂田
坂田
、わっ
しかし、俺は抱きしめられ、センラの腕の中

そして、こう言われた
『夜、楽しみやね』
坂田
坂田
なっ…!
坂田
坂田
何言うてんねん!
ばかっ!!
頬が熱くなっていく

俺は勢いよくドアを閉め、毛布を被った

心臓が煩く鳴っている
坂田
坂田
…寝れない
目を閉じて寝ようとするが、

浮かんでくる、夜の顔
坂田
坂田
、ばか









俺は寝れない夜を過ごした

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