―――――――――キリトリ線―――――――――
午後5時30分
……シタタタッ ヘ(*¨)ノ
||☆\“(・_・。)コンコン
ガチャ
三波斗はそう言って自分の膝をトントンと叩いた
ストン
涼雅は、三波斗と向き合う形で膝に座った
チュ クチュ
初めは、触れるだけの優しいキスも
だんだんクチュっといやらしい音を立てながら深いキスになっていった
夕日に照らされオレンジ色の光が差し込む部屋で誰のか分からない、銀色に光る液が涼雅の首筋を垂れていった
何度キスをしたのだろう
2人は、覚えていない
ドサッ
三波斗は、涼雅を押し倒し涼雅の服を脱がし
自分も脱いだ
三波斗は、服を脱ぎ終わると涼雅と繋がった
夕日に照らされオレンジ色に染まる町三波斗のは部屋では、カーテン越しに何度も重なる2人の影が見えた
ズプッズプッといやらしい音と共に涼雅の喘ぎ声が三波斗の部屋に響いた
ドピュー
パンパンズチュズチュ
ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ
ズピュー
このあとも、何度も重なった
2人は、裸で抱き合い眠りについた
街を白い霧が囲み出した早朝
誰か起きたようだ
涼雅が初めに起きたようだ
涼雅は、腰をさすりながら服を着て、朝食を作りに行った
何だか騒がしい
三波斗が起きたようだ
ダダダタε≡≡ヘ(*`∀´*)ノ
三波斗が慌ただしく階段を降りてきた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!