授業が終わって生徒会室に行こうとした
まさかそれだけを言うために声をかけてくれたのかと思う
美奈ちゃんと別れて、96ちゃんと絢香の元に行く
生徒会室
絢香side
先輩達の挨拶、ぶっちゃけどう答えたらいいかわからない
あなたは一ノ瀬先輩の妹だし、相川先輩の彼女で、天海とは歌い手仲間だから
敬語じゃなくていい
自分はどれにも当てはまらないんだよなぁ...
天海はよく喋ってくれて嬉しいんだけど...
一緒にいると照れちゃうのが問題なんだよ!
ぜんっぜん!聞いてなかったw
ん?まだ結構あるよね...文化祭まで...
あ、そういうことか、あたしは違うもんね
一緒に歌う?あたし普段全然歌わないんだけど?!
え、マジか、やばいぞこれは...
あ、あたし喋る暇ないわwww
あ、話戻ってくんのね...
一ノ瀬先輩...やめてくださいよ...(´;ω;`)
ほんとに全然歌わないんですよ...
ってことは...あたしの判断でこれが終わるか決まるってこと?
めっちゃ嫌なんだけど...
しょうがない...やるしかない...
早すぎて戸惑うんですけどw
まあ、そんなこんなで歌うことが決定した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。