絢香side
...なんでこうなったのかなぁ
まあ、その前回の会議で
あたしも文化祭で歌わないといけなくなって...
放課後そのままあなたの家に連れ去られました...
1つ言わせて?
なんで先輩達いんの?
あー、言ってくれるんだね
うん、あたしの方が嫌だね?
そこで相川先輩の必殺技ww
上目遣い〜!...テンションやばいな
助けを求めていた目を無視して言う
いやー、ここであたしは間違ったのかな...
で、今にいたる
お願い!待って!
ここで1人になったら...!
そう、あなたは超スパルタだった
これでも合ってきたと思うんだけどなぁ...(´;ω;`)
ていうかあたしそもそも音痴だし!?
無理!もう無理!
いや、すごい真面目に考えてくれてるけど
あたしもう心折れてるよ?
砕かれてるよ?
ボッロボロ!わかって!
マジか...もう無理なんだけど...?
来たー!メシア!
早いのか遅いのか普通なのかわかんないな...
そう言ってあなたは慌ただしく準備をしに行った
ほんとにまだ続いてたら明日学校行けなかったと思う
そのあと、あなたが作った激うまカレーライスを食べて家に帰った
それからずーーーーーっと!
毎日あなたの家に通って先輩達に笑われながら練習した
それから2週間後
よっしゃぁぁぁー!と叫ぶ気力もない
先輩達から労われるのはなんとも変な気分だった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。