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第1話

めんどくさければ。
2,774
2020/11/15 02:26
〈始業式〉
教授
教授
今日から、このクラスに来たリトだ。
挨拶しろ。
リト
リト
席どこですか?
教授
教授
…………
教授
教授
適当に空いてるとこ座れ
静かに空いてる端っこの席に座った。
教授
教授
では、今日の連絡だ。
先生の話し始めと同時に、入学当初に渡された書類を開いた。
この大学の名前はなく、そしていらない。この大学は表では超エリート大学だと認識されていて、
特別な存在しか入学はせず、政府直々に招待状が来る。

だが、その、特別な存在とは、国家機密のものが多く、自分もその1人だということだ。
あなた

(私も成り上がったな。)

セキュリティーは、とてもレベルが高い。
なぜなら、もしも危害を加えられれば、国際問題になるものも多数いるからであろう。
あなた

(いや~、でもこの程度か……これは、自分に任せて正解だ。)

自分は、意図も簡単にセキュリティーを解除することができた。どこもかも隙まみれ。


自分は、ある日その高度と言われるこの大学のセキュリティーを、意図も簡単に解除してしまった。
自分から見れば隙まみれだった。
あなた

(それで、手紙でセキュリティーを任されて、この大学にいるんだよな。)

「ハッカー」だから
教授
教授
はい。今日は、授業なし。さよならー
生徒
さよならー
生徒が騒がしく帰っていくなか、自分もその波に乗り、家へと帰宅した。
リト
リト
今日の任務は……
リト
リト
うわっ。めんど。
などと、呟きながら、カタカタとタイピングを始めていた。
〈30分後〉
あなた

ふぅ。終了っと。

あなた

今日は楽な方だった。

あなた

ちょっとパソコンの機能低下してきたなぁ

独り言を言いながら、ぐちゃぐちゃの机を探っていると、大学からのまた違う書類が出てきた。
あなた

あー、この書類……

〈入学前〉
教授
教授
この大学では、ムホールが存在する
教授
教授
個人情報を話すのは、ムホールなどだけ
ムホールがすべてだ、地位も権力も
リト
リト
分かりました。ではさようなら
教授
教授
え?まだ話しは!
だらだらと長い話される前に帰ったけど。ムホールか。
あなた

まぁ、いいか。今決めなくても良いや。

あなた

めんどくさければ入らなければ良いんだし。

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