唐突な提案
私は"呪術師"になる機会を与えられているのか。
なったら……何か変わるっけ。
ならなかったら今まで通り
綺麗な五条さんの顔から
彼の本質的な闇のようなものが垣間見えた気がする
じゃあなんで私のことは
助けてくれたのか
家族が好きでも嫌いでもないくせに
縁を切るのはどこか躊躇いがある。
何より私が積み上げてきた"成功人生"が
帳消しになるのは心がモヤモヤする。
でもそれも呪術師になれば関係無くなるのか。
きっとこういう風に考える事も無くなる。
𝐍𝐞𝐱𝐭
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上が私ので下がみりぃの新作!
みりぃは本当に小説書くの上手で、構成が神がかってます。Hではないけどエモくて切なくてほろ苦い青春♡絶対読んで!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。