第118話

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2022/05/08 06:00




















その日の夜、話を聞いてみることにした





















もし拒まれたら聞かないつもりだ




















そう簡単に話せることじゃないのはわかってる





















でも……ずっと1人で抱え込んでほしくない




















テヒョンがそう言ってたし私もそう思う




















(なまえ)
あなた
ねぇグク
グク
グク
ん?
(なまえ)
あなた
あのさ…お願いがあるんだけど
グク
グク
お願いって?
(なまえ)
あなた
嫌ならいいんだけどさ…
グクのこと…知りたい
グク
グク
俺?
(なまえ)
あなた
うん…過去にあったこととか
グク
グク
はぁっ…あの野郎



















過去というワードで溜息を漏らしたグク




















テヒョンの仕業ってわかっちゃったのかな…?




















グク
グク
テヒョンに何て言われた
(なまえ)
あなた
別に…ただの世間話
グク
グク
嘘だろ?
あなたが俺に興味を示すなんてことないし
(なまえ)
あなた
あるよ
聞いたらダメだろうなって思うから聞いてないだけで沢山聞きたいことある



















これは本当、聞きたいことあるけど聞くなオーラがあって聞けないし























興味がないなんてことはない




















グク
グク
俺の苦しみ共有したところであなたまで苦しくなるだろ?
(なまえ)
あなた
それでもいい、グクのこと知りたいもん
抱えてるもの分けて欲しい
グク
グク
後で辛すぎて鬱になっても知らないから



















そう言い、グクは引き出しから1枚写真を取り出した




















(なまえ)
あなた
グクと…女の子?
グク
グク
天使
(なまえ)
あなた
っ、!
グク
グク
そして俺が魂を食べた奴
(なまえ)
あなた
この子が?
グク
グク
そう…
(なまえ)
あなた
っ………
グク
グク
あの儀式見たことであの時の記憶が蘇ったよ…
(なまえ)
あなた
あの時?
グク
グク
せっかく忘れてたのに…
嫌々魂を食べた記憶が蘇った
(なまえ)
あなた
っ!
グク
グク
話しておくよ、
俺が魂を二度と食べたくない理由



















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