第13話
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辰哉「さ、あなたの部屋片付けなきゃな」
と彼は言いながら私を部屋へ案内する
ドアが開くとそこには物でいっぱいの部屋が
辰哉「…こんなにあったっけ笑」
「辰哉くん、物捨てれない人?」
辰哉「いや、そんなはずはないんだけどな…笑」
辰哉「これからあなたが使うんだし、ある程度捨てなきゃな!」
「ある程度、ね笑」
彼と話していると自然と笑顔になれる
そんな彼に少しずつ惹かれていった
そして私は彼と一緒に部屋を片付け始めた
「これは?」
辰哉「うーん…いる!」
「これは?」
辰哉「これはいる!」
「これは?」
辰哉「いる!」
「ねぇもう全部いるじゃん!笑」
辰哉「たまたまあなたが選ぶのがいる物なんだよ!」
「って言うけどほとんど物減ってないよ…?」
辰哉「…なんとかするよ」
と少し凹んでる彼
そんな彼がとても可愛かった