次の日、朝起きると置き手紙が
『今日は夕飯いらないから 辰哉』
「そっか…」
私は気力を失った
私たちを繋ぐ唯一のものだったのに
私はまたベッドに戻った
何もやる気がなく、気がついたらお昼が過ぎていた
「…さすがに何か食べないと」
そう思い、私は簡単に昼食を済ませて仕事へ向かった
「おはようございます」
涼太「おはよ…今日元気ないね?」
「え?そんなことないですよ?」
と私はごまかす
「さ、お店開けますね?」
涼太「うん、お願い」
私はお店を開けると
大介「あなたちゃーん!」
「佐久間さん!お久しぶりですね」
大介「最近仕事忙しくて〜」
大介「でもね、今日でこの忙しさともおさらばなの!」
「よかったですね、お疲れ様です」
大介「だから祝杯あげようと思って…あいつ寄るところあるから先行ってて〜だってさ」
「お連れ様ですか?」
大介「そうそう、困っちゃう」
「まあまあ、先に入って待っててくださいよ」
大介「そうするー!」
彼がお店に入った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。